先日、熱田区新尾頭町にあります「妙安寺」を訪ねました。
(江戸時代の名古屋城下の名刹「名古屋三景 沢の観音妙安寺」です)
妙安寺について
・臨済宗妙心寺派、山号は富春山(ふしゅんざん)。
・通称「沢の観音」・・・熱田四観音の一つといわれる観音堂があり。
・1669年(寛文9)商家の津田富春が富田村から創建。
・本尊の聖観音像は宋の古銭で作られたといわれる。
・境内に弁天あり。
・その昔、境内から南西への眺望は絶景で文人墨客が往来した
・・・名古屋三景の一つとされた。
(今年5月26日にタイトル「江戸時代の名古屋三景 」をブログしました。
名古屋三景については、こちらを参照して下さい)
境内には、芭蕉、士朗、岳輅(がくろ)らの句碑がある。
…鴨塚(翁塚)、時雨塚、士朗塚。
…塚については、後日ブログします。
名古屋市教育委員会設置の標札です。
沢の観音(「尾張名所図会」巻四)
尾張名所図会に「堀川の流れに臨み遠くは西南無辺の郊野を見渡して春の曙、雪の朝いづれも類なき風景」と叙している。
観音堂です
左)私のデジカメ
西の方角をデジカメ・・・急坂の上にお寺が建っています。
※この坂道は伊吹おろしをまともに受ける坂として、
名古屋坂道の三寒《枳殻坂(東区)・沢の観音の坂・吹上の坂》の