一宮博物館<企画展>阿弥陀信仰と木曽川流域を鑑賞 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今日(16日)昨日から開催の

一宮博物館<企画展>阿弥陀信仰と木曽川流域

を鑑賞してきました。

・私「洋ちゃん」は宗教に対しあまり信心深くありませんが、

・両親の死去後、家での仏事ごとの際には「正信偈」のお経を唱えています。

阿弥陀信仰については殆んど知識のない私ですが、

展示物に添えられた説明書きを熟読しながら鑑賞してきました。

 

(要約です)

・阿弥陀信仰は日常生活の中で多くの人々に祀られています。

・浄土教の教えは、

 かって天災・疫病・人々の政権争い等が続いた時代があり、そのような時代に

 人々が見出した希望の光が、来世において極楽浄土へ往生するという教えです。

・その信仰対象が『阿弥陀如来』という「極楽浄土」の仏様です

 

・平安時代になると、

『阿弥陀如来』の本願の力だけを信じて名号‘南無阿弥陀仏”を唱えることで、

極楽往生を唱える

親しみやすさから、当時一般民衆の間に容易に受け入れられるようになる。

‘南無阿弥陀仏”となったことで、阿弥陀仏信仰が定着すると、

中世後期から

近世にかけて極楽浄土の地とされる地域へ参拝者が赴くようになり発展。

 

本展覧会は、

以上のような時代の中で木曽川流域において広がった、

阿弥陀信仰について

中世から近世への紹介です。

阿弥陀信仰は、全国各地に見られるが、

特に尾張西部から美濃南部の木曽川流域には浄土系の仏教寺院が多い地域でもある。

 

・浄土真宗の展開について、

戦国時代に「蓮如上人」(室町時代の浄土真宗の僧。本願寺第8世。本願寺中興の祖)

が地域門徒との結び付きを深めるため、

ここ木曽川流域を訪れ多くの門徒に教えを教示。

 

門徒達は浄土真宗の「阿弥陀仏」を唯一の本尊とする信仰形態を持つようになり、

この地域の代表的な宗教勢力となっていく。

                 (パンフレツトを要約し転写)


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左)チケットです

 一宮市指定文化財「絹本着色阿弥陀山尊来迎図」

下)パンフレットをスキャン

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