田中訥言の画「淡彩・馬上貴人図」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今日(14日)床の間に、

江戸時代後期に名古屋城下で武家や庶民の人気を集めた、

やまと絵画家、田中訥言の画「淡彩・馬上貴人図」を飾りました。

                                 (私の収集品です)

(注)「淡彩・馬上貴人図」の画題は私が決めました。

    …(図柄の様子より決める)

 

・相当に古い軸で折れシワも多く、傷んででいますが大切に保管しています。

・下軸は本象牙を使用されています。

・田中訥言の画を知るには充分に参考にできる作品と自我。

 絵の具の種類・落款・表装の状況より真筆と信じています。


「洋ちゃん」のひとりごと

 

 

 

当時の様子を模写した図柄です。

床の間で正座し想像しながらじっと鑑賞

しているとその時代の様子・風景等が

分かってきて楽しくなります。

 

落款です。
   「洋ちゃん」のひとりごと

この図録で

 「田中訥言」を勉強しています。
  「洋ちゃん」のひとりごと


 

田中訥言の略史
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(付記)

私「洋ちゃん」は‘田中訥言の画”の軸をもう一本収集しています。

(2009年11月24日にブログした作品です)
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落款です。
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松を描いた図で、

吉祥的若松図だそうです(図録より)。
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賛の詠みです(私の詠みです

家人の(いえびとの) まつりに

     ひかれて かへるかほ

あかね子(し)(白かも?)

野へ(べ)の夕くれ

            (大国)隆正

 

大国隆正(1792―1871)

維新期の国学者。津和野(つわの)藩士。

寛政4年11月29日、江戸藩邸に生まれる。

神仏分離や廃仏毀釈(きしゃく)などの神道主義を指導し、明治初年の神祇行政に多大の影響を与えた。

 明治4年8月17日80歳で没す。『本学挙要』など著書多数。