昨日(10日)、
名古屋市高年大学鯱城学園主催の公開講座を聞いてきました。
タイトル「大衆音楽と日本文化」
講師 川崎 浩(毎日新聞社編集編成局 専門編集委員)
(講師は2011年から日本レコード大賞の審査委員長をされている方だそうです)
要旨の一部です
現代日本社会を「流行歌」から眺めてみると、
日本人の「気分」や「心理」から「流行歌」は日本特有の文化をあぶりだしている。
・演歌はいつも年単位で市場に生き残れるスタミナの高さを保持している。
(演歌=大衆音楽…個性的で独自な楽曲スタイルがある)
・演歌=大衆音楽は長い歴史のなかで「たかが流行歌」「されど流行歌」で、
日本人にはいつでもそれを受け入れる素地が存在している。
余談として、
・歌手の世界の現実は華やかに見えるが生活は苦しい。
・女性歌手で本当に歌がうまいのは、
美空ひばり以後は島倉千代子、大月みや子、都はるみの3人。
・AKBの秋元康プロデューサーはメンバー構成の維持に苦慮している。
・歌手、秋元順子(1947年生)は苦労して現在があり…素晴らしい歌手
興味深く聴取してきました。
やはり、講演の内容より「流行歌=演歌」は日本人の心の歌だと痛感!!