江戸後期から明治時代の、
尾張・名古屋藩士の国学者‘野村秋足”の短冊の歌です。
(私の収集品です)
毎日の酷暑・・・。
しかし、今夏は、
高年大学の行事、オリンピックのTV観戦等で
毎日が忙しく行楽(レジャー)に行く時間がなかなか取れません・・・。
この歌で清流の流れ‘瀬音”を想像しながら一時の清涼感を・・!!
詠み方(私の詠みです。誤読でしたら是非お教え下さい)
忘るなよ か茂(も)の瀬音は きよく共(とも)
むらさ記(き)川の もとのながれを 秋足
瀬音・・・浅瀬を流れる川の音。
野村秋足の略歴
文政2年生まれ。尾張・名古屋藩士。
鈴木朖(あきら),植松茂岳に学ぶ。
明治元年藩校明倫堂の教授となる。
のち愛知師範,岐阜師範などでおしえた。
明治35年12月29日死去。84歳。
本姓は大橋。初名は正徳。通称は八十郎。
著作に「伊勢参宮道之記」「外舶瞬覧」など。