先日、
大須観音の東側にあります
‘富士浅間神社”を訪ねました。
富士浅間神社について、
この神社は1495(明応4)年、駿河の浅間神社から分霊を勧請し祀った。
明治を迎えるまで、
富士山観音寺清寿院という鎮守でしたが廃仏毀釈でこの神社だけが残る。
清寿院についてです。
清寿院は真言宗醍醐寺三宝院派のお寺でした。
江戸時代には修験の道場として勢力を誇っていた。
この境内に、
徳川宗春治下の享保16年に五芝居の一つとなる芝居小屋が建てられる。
大須観音にも近く、
繁華街の中心地でもあり代表的な芝居小屋となり上方の大芝居を次々と興行。
清寿院芝居として活発に活動するも、
廃仏毀釈で廃寺となったのと同じ頃、明治3年末、小屋も崩れて消滅した。
河野重助翁と記した銅像があり。
(昭和12年頃に大須区画整理組合の役員として貢献された方のようです)