今日、
森村宜稲の武士薙刀(なぎなた)画で
加部琴堂の讃の掛軸を床の間に飾りました。
(私の収集品です)
子供の日にちなんだ軸として掛けました。
図柄は(車屋本)謡曲・に関する図らしいですが詳しいことは分かりません??。
(謡曲…やせ馬なれば、うてどもあふれども~の図柄??)
図柄について御存知の方、お教え下さい。お願いいたします。
讃の詠み
よれに よれたる 痩馬なれは
琴堂
痩馬(そうば)
やせた馬。やせうま。
加部琴堂の略歴
(1829(文政12)~1894(明治27))66歳。
幕末~明治時代の豪商、俳人。名は嘉重。
上野国(今の群馬県)の出身。
安政5年、横浜開港に際し、横浜に出店し生糸・麻などをあきなう。
句集に「穂長集」。
森村宜稲の略歴
明治4年(1871)~昭和13年(1938)
尾張藩儒者森村宜民の家に生。
始め木村雲渓に四条派を学び、のち日比野白圭・木村金秋に師事して大和絵を学ぶ。
稲香画塾を主宰し多くの画家を育成する。
古典絵画研究にも熱心で、田中訥言にはじまる復古大和絵を世に紹介する。
郷土の美術振興にも尽くした。