四君子の図(山本石荘・丹羽花南の筆) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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水墨画讃‘四君子”の図の掛軸です。

       (2本とも私の収集です)

 

四君子=君子のように気品が高く風格がある。

本来、君子は徳と学識、礼儀を備えた人を指し、文人はみな君子になれることを目指す。

 

画題で、蘭(ラン…春)・竹(夏)・菊(秋)・梅(冬)の称。

君主をたたえるものとして東洋画の面題とされる。

 

Ⅰ・「山本石荘」画伯、四君子の図です。
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山本石荘の略歴

 日本画家。愛知県半田市生山本梅荘の子。

 名は謙、字は自牧、通称を一蔵、別号に石叟。

 幼少より父に従い画法を学び、また諸国を遊歴して風景を描写した。

 明治5(1872)年生。

 昭和19年(1944)歿、72才。

 

 

 


Ⅱ・「丹羽花南」画伯、四君子の図です。
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丹羽花南の略歴

 尾張藩士。名は、字は士覚。又は大受。

 丹羽常の長。

 大政奉還の動乱に活躍、性洒落風雅を尊び小説を口占し画筆を弄す。

 弘化3年5月3日~明治11年3月20日(1846-1878)歿、33才。