題‘暁虫の歌”です(軸装です)。
箱書きでは、新大人 暁虫の歌と記載されています。
新大人の略歴は分かりません。
(表装・木箱の状態より古い歌人と推測?…御存知の方は教えて下さい)
詠み方
暁虫
新
寝さめして
きけばまとかつ
むらさめに
なきもよわらむ
むしのねぞする
暁虫
スズムシ、こおろぎ、きりぎりす。
なきもよわらむ
空が明るくなるまでずっと泣き続けている。
むらさめ(村雨)
断続して強く降る雨。
昔から、秋から冬にかけてのにわか雨の意味に使われる。