山そのものが御神体!日本の霊峰5選⛰️✨

日本には「山そのものを神様」として祀る信仰があります。
今回は、その中でも特に有名で、多くの人々に崇敬されてきた5つの御神体山をご紹介します🌿


---

① 三輪山(奈良県)

日本最古の神社のひとつ「大神神社」のご神体。
山そのものが禁足地とされ、特別な許可を得て登拝することができます。
「神奈備(かんなび)」=神の宿る山の代表格。古代から続く山岳信仰の原点です。


---

② 男体山(栃木県・日光)

二荒山神社の御神体。標高2,486m、日光の象徴的な霊山です。
山頂には奥宮があり、毎年の登拝祭では多くの人が登ります。
日光三山のひとつとして、関東の人々にとって大切な信仰の山です。


---

③ 富士山(静岡県・山梨県)

日本を代表する御神体山。浅間大社に祀られる木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が主祭神です。
その美しい姿は「霊峰富士」として古くから人々の心を引きつけてきました。
全国の浅間神社の総本宮でもあり、日本全体を守る象徴の山です。


---

④ 御室ヶ嶽(京都府)

仁和寺の北側にある霊山で、山全体が御神体とされています。
「御室八十八ヶ所霊場」と呼ばれる巡拝道があり、四国八十八ヶ所を小さく体験できる場所。
京都にありながら、深い山岳信仰の雰囲気を感じられます。


---

⑤ 岩木山(青森県)

「津軽富士」と呼ばれる青森県の名峰。岩木山神社の御神体として信仰されています。
津軽一帯を見守る存在で、農耕の神・大山祇命(おおやまづみのみこと)が祀られています。
地元の人々にとって、暮らしと心の支えとなる霊峰です。


---

まとめ🌈

三輪山・男体山・富士山・御室ヶ嶽・岩木山。
どの山も、ただの自然ではなく「神が宿る聖なる存在」として大切にされてきました。

次に山を眺めるとき、そこに宿る神々の気配を感じてみると、
いつもと違う景色に出会えるかもしれません⛰️✨


---