※以下ネタばれ感想

 

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2023年作

 

ゴールデングローブ賞受賞作

 

★3.3

 

2h38mと長く正直好みではなかった。

 

 

もうパッケージ的に

(ソウ6の場面画像)

パッケージが、ホラー映画のソウ6(2009年)のシーンに似ている。

タイトル「ター」。内容が全然想像できない。

こいつは面白そうだと見て見た

 

全然ホラーやSFとかじゃなかった(笑)(笑)

長いので3日に分けて見ました。

 

しかしながら、ソーとターって案外マジでわざとやってね???ww

 

 

楽団の指揮者の物語。

こういうオーケストラと関りがあり音楽が好きな人なら面白いと思うんかもだけど

この世界がよく分からんしそんな興味ないので面白いとはならなかった。

2時間30分と長い!だけどこの無駄な長さが時のゆったり感とか音楽の広大さを表現してるのかも。

 

 

そこまで刺さらなかったけど、

一部分だけ私にとってはすごい参考になったシーンがあった。

それを知れただけでもこの映画を見た価値が私にはあった

それは以下のシーンである。

↓↓↓

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吹き替え版を見たんだけど。

印象に残った部分。

<0:52:35~の会話>

じいさん:作曲の方はどうだ?

 

主役:その質問にはどう答えたらいいか

じいさん:そう?

 

主役:身体的な行為っぽくて。排便はどう?って聞かれてるみたい

(※字幕版では「最近ヤッてるかって聞かれてるみたいですよ」)

 

じいさん:それじゃあ、アイデアの方はどうだ?

 

主役:それがいまいちで

何かを聞き続けてワクワクするんだけど、やがて自分に気づくの。

模倣してるって。

 

じ:すべては模倣だ。音楽の文法はすべて一緒だよ。

ベートーベンの運命で第三楽章の第一シダイは

モーツァルトの40番の最後の楽章と音程が同じだぁ

 

主役:それは偶然だったかもしれない

 

じ:いや、この場合は違う。ベートーベンのスケッチブックを見たら

モーツァルトの最終楽章の29小節分もがそっくり模倣されてたんだぞ。

(※字幕役ではベートーベンがパクったとも訳されている)

 

主役:やだ、それ噓でしょ。すごく気が滅入る。

 

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私はブログで似た音楽を気づいたら上げるってのも趣味なんだけど、

モーツァルト(1756年1月27日 ~1791年12月5日)。

ベートーベン(1770年12月16日頃~1827年3月26日)の時代から音楽の模倣ってすでに行われていたのだと。

 

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現代のミュージシャンのどれどれとドレドレがなんか似てるってのも

youtubeや他人のブログでも見かけては全然似てないとかそんな(ことする)わけないって感じのコメント見かけるけど、

こういうコメントの方が素人コメントなのだと。そのはずだと分かった気がする。

 

ミュージシャンや音楽家ならするべくしてしてる面もあるんだ(そのはずだ)

 

となんか確信した。

 

 

 

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音楽系の映画でセッションや

バレエの映画ブラックスワンとかこういう人らって

とにかく気が強い。

でも映画見てて思うのは

この団体の1人1人が超実力者でそれでも落選するやつもいる

そして、まとめ役はそれを1つにまとめないといけない

各個人すらも気が強いのにそれをまとめるとなるともっと奇人でないと無理になってしまう。

だから異常に気が強くないと勝ち進めないんだなってのも分かる気がする。