2016年作

 

★3.5-3.7

 

人によって評価というか面白いと思うかは分かれそう

私は不思議な内容で面白かったと思う

 

多少、目をはなしてみても面白さにはついていける感じ。

吹替版なら音声だけでも楽しめそうな映画である。

 

 

 

 

オチ、大きなネタバレあり

 

 

 

 

 

 

なんか2ちゃんまとめサイトの映画のオススメでインターステラー系のやつてのであがっていたのでみた。

 

はじめはストーリーは面白いんだがタルい感じだけど、いや最後までそうかもしれんけど。

言わんとするところは面白い。

宇宙人の言葉を解読するという流れ、壮大なコントやんて感じだが、実際こういうのあったらこうなるんやろう。もっと手間取るはず。

 

地球の言葉とは曖昧だから、他の星とはその曖昧さで違いがありそれによって物事のとらえ方すべてが違う可能性があると。

宇宙船という高度な物もあり、宇宙人の方が細かく細密な言葉、その言葉は文字のように二次元でなく立体的であるかもしれない。

ただの宇宙人の描く文字のような円にすごい情報がつまっている。地球人にはイカ炭が空中にただよった円にしか見えない。

 

宇宙人のとらえ方は時間の概念がなく、過去現在未来が同時にあるような感じで未来が決まっていると言うか先も見えていると言うか、人間の言葉では表し難い感覚をもちあわせているようだと。

 

個人的には、なんだか千手観音やらの仏様とかそういう世界観の話に聞こえた。

1見ればすべてを自在に見通せるみたいな。

観音菩薩とか、ああいうのって宇宙人説もあるのでそういう所から映画の発想につながってんのかもしれない。

 

 

 

映画では中国が攻撃して戦争に持込もうとしていて

それを止めるという流れがオチなんだけど、

 

主軸は、インターステラー的な次元の違いの話でもあるが

サブ的に中国の脅威も映画に盛り込まれていて、

まあ中国の偉い人が見て是非戦争は起こらないような世界にして欲しいとは思うものの。

 

話のが面白さに政治?というのか世界情勢というのか風刺も混ぜ込んであって、少しなんだかなて感じもあった。

 

 

前半一時間くらいは特にタルい。

インターステラー的な世界観が好きならば面白いが、

ストレートに宇宙人の翻訳して戦争止めましたしかイマイチ感じない人もいそう。

 

言語学みたいなのでそういういわれがあるんだろうなって感じで、

例えば別の国の言葉をマスターすると

言葉の違いで考え方がその言葉によってリセットされる・考え方がガラッと変わるとかそういう話は面白かった。

 

個人的にもなんとなく思っていたことなのであーなるほどと。

私は単語の区切りが変だなと思っていたが、

それは、言葉の曖昧さにつながるわけか。

 

言葉の曖昧さの理解がとぼしかったりズレているから発達系は、何かがズレている。

 

 

言葉の曖昧さをうまくつかめている人(いわゆる健常者)は、発達系とうがなんだか劣って見える。

 

映画の場合は、宇宙人の方が人間より数段知恵があり言語が発達していて物事や時間のとらえ方が違うと。

時間は存在していないすらあると。