2015年作


★3.3-3.4(★3.3寄り)


アマゾンレビューでは★4.5と高評価である。

ほぼ映画を見ないかまいたち濱家が、濱家の嫁がこの映画が好きということで濱家も見たと言うことと

アマプラのウォッチリストにそれを知る前からいれていたということもあり見てみた。

(バック・トゥ・ザ・フューチャーとマイ・インターンしか見たことないらしい。)


ドラマみたいな映画で見やすい映画ではある。


ネタバレあり













老人も主役も成功者同士であり、

あまり話に没入や同調はなかったのでそんなに刺さらなかった。

でもドラマのようで見やすいし分かりやすい映画構成になっていてこれはこれでいいと思う。

映画としてならもう少し複雑性や学びや格言となりうる展開もあっても良かったかもしれない。


また老人の元電話帳の会社の社員という、なんらかの専門性のエピソードもあったほうが、アナログ世代の老人の役立ち感の演出として視聴者も没入しやすかったかもしれない。

ただ長年働いてるからその会社のなんとなくの人付き合いのうまさが発揮してって感じで「元電話帳の会社の老人」の設定をフルに活かしきれていなかったように思う。



映画とかて、苦労や不幸、貧乏なやつが主役な事が多く、金持ちの成幸者とかの家庭は楽しめないことが多いのではとも思える。

本作は、成功者向けの娯楽映画としてはアリなのかもなとは思った。事業を起こして働いてる人やその家庭や老人を建てる感じとか。


嫁がなんかを幼稚園の係りで◯曜日に18人分作るというくだりのトークがあったが、このエピソードで何かの展開があるんだろうなと予想してたが、この◯曜日のシーン事態がなくなんだか肩透かしであった。



現代は、こういう各カースト向けの映画がそれぞれ多様性に向けて作られてもいいはずだ。


各カーストがどういう目線を持っているものなのかとか映画で記号化することによって理解が深まるかもしれない。


金持ちの家庭向けに作った映画として、

話がトントン拍子すぎて金持ち家庭の脳内はなんでも都合良くうまくいく(いっている)思考にありこの程度でいいでしょと、みくびった作り方をされてる気もする。



あと主役老人は別の老婆から先に好かれていたのに

スルーして別の恋人を作ったりと、

インターン生としてきてほっとかれていた時にはなにをしていたのかとか

主役女が残業中に主役老人も待ってるわけだが何をしてたのかとか居残るのは変だろって感じで。

話にはところどころ穴というか話の作りの甘さみたいなものが散見された気がする。



アマゾンレビュー★4.5は評価高すぎかなと思う


露骨に??ほぼ成功者側の視点の配役だけでストーリーを作って映画にしとたところは、制作にためらわれるような映画と思えるので、それをしたことは評価すべき点であると思う。




かまいたち濱家の嫁は、金持ちのいいとこ家計の娘なのか、濱家が成功して浮気しても別れないで頑張っていこうて事を濱家に伝えたかったのかどちらかなんだろう。


マイ・インターンが一番好きな映画としてあげるような人は映画好きとしては趣味が合わない。人としてもその人の感覚は信用ゼロである。