2020年

 

 

ゴッドファーザーパート3(1990年)の再編集版のようだ

 

★3.4-3.5

 

(パート1★3.8、パート2★3.5-3.6)

パート1は★4以上ってか今までで見た映画で1,2番くらいの何かを感じたけど

パート2はまぁふむふむって感じで

 

パート3はもう年代的なものかもだけど、現代風な作風に寄ってる感じで驚きは少ないというか

現代(当時1990年代)向けの流行みたいなものにも流されてた作りに寄ってる気がした。

 

パート1の独自の雰囲気というか映画の作風みたいなもんは1>2>3とだんだん薄れてきた感じであった。

 

 

大きなネタばれあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作は小説とのことだが、

 

各ファミリーのドンや幹部たち?がパーティに招かれて

ドアを閉ざされヘリから銃撃

意表を突くシーンであったがさすがにそりゃないだろっていうか

映像的にはド派手なシーンで面白いんだけど

あまりにも派手っていうか、ゴッドファーザーシリーズらしくない気がした。

こういった面が1990年代の流行りの派手さみたいなのを入れないとっていう雑念を感じた。

 

作りも1990年代のそのほかの映画の作りに寄ってきてる感じで

ゴッドファーザーシリーズの独自の古めかしさ?ってのか独自の雰囲気が薄れていた感じがする。

まぁ作成年代的にたまたまそういう古めかしさが出来ただけかもだが。

 

 

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これはまったくの勘だが、

スーパーマリオブラザーズのマリオって名前、

ゴッドファーザーの原作者のマリオ・プーゾから来てるんじゃないか

となんか思った。

スーパーマリオブラザーズが一番はじまりが1985年らしく

ゴッドファーザー1は1972年とゴッドファーザーシリーズの方が先。

 

ゴッドファーザー1でマリオの音楽みたいなのに似た音楽が祭りで流れていたことと

ファミリーとブラザーズ

マリオ

 

という名前の共通点から。

 

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パート1が良く思えたのは、年代的な面もあるかもだが

金をかけないでも関係性とか、一般人とは少し感覚のズレた別の常識が存在するような心理的なとっつきにくさとか

断れない交渉を持ち掛けて、ホテルを買収したり(もとの買い取ると言ってた値段よりも相手がごねたばかりに断れない交渉に持っていかれて10分の1の値段で交渉成立)と会話だけで見えない恐怖をあたえていたところだと思う。

 

パート2は兄弟の複雑さみたいなもんで面白さとしてギリだったろうか

2もラストあたりのボートのシーンや途中のところどころ独特のゴッドファーザー節って感じがしたかな。

 

パート3は主力の大きな教団と企業がからんできてるようであったが

少しわかりづらかったというべきか、ファミリー相手ででも相手がデカすぎて操縦不能で衰退の様を描いてるようなもんだからそんなもんだったんかもだけど。

ドンが活躍できていない。そういうストーリーなんだろうけどw

視聴者側から見たものごとの複雑さが薄かったかなって気がした。

パート3はゴッドファーザーファンに合わせるってより、その当時の現代人・現代映画にすり寄って成り下がった印象があった。

 

 

でも最後はファミリーの破滅みたいなものが世の常ってことなんだろうか。

 

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北野映画や

極道の妻たち(映画は1作目1986年)

などにも影響は波及していると思われ

 

そしてそれそれぞれが

また影響を生んでもいるであろうし

 

令和になって逆算して想像してみると

日本に与えた影響は大きい作品であるはずだ