金土の2日間、久しぶりに田舎に帰って
来ました。
かかと姉の2人旅です。
69歳と74歳の間違いない年金暮らしの
ばあちゃんたちです。

今回は随分前から行きたかったある場所を
見るためです。ガンサバイバーの姉、赤いハート
❤️マークの札をぶら下げたかかは
「体が動くうちに行かないと…」
を合言葉に何年か過ごして来ましたが、
ようやく実行です。

行き先は姉とかかが通っていた小学校。
昭和48年に廃校になった
山の分校です。

今の若い人は想像も出来ないでしょう。

もはや戦後ではないと言われ始めた
昭和29年生まれのかか。戦争から
帰った父親は帰って来ても諸般の
事情で元の職業には戻れず、知り合いの
勧めで炭焼きを始めました。

ずっと山にこもって炭焼きをする父。
そこで生まれたかかは生まれる前から
山育ちです。
そしてそこから通っていたのが
今回行きたかった分校です。

小学1年生の記憶がどこまで残っているか
63年の時間を巻き戻せるか?

60年前にはこんな日本があったんだわ。


分校の裏から見える山々。

この景色は記憶にありません。(続く)