みなさんこんにちは、かりよしです。


今回は鍛冶屋の大切な道具、金槌について書き込みます。


専用の金槌があるのかな、よくわからないので家にあったボールピンハンマーを使います。


昔、お客様からもらったモノですが、ヘッド部分がグラグラしてて、限界を迎えてました。


どうせなら柄(ツカ)を作ってみようと思い、薪から使えそうなモノを選び、削り始めました。


金槌のヘッドの穴って結構細くてビックリ。20mmx30mmくらいの楕円形。薪は結構太いんですがナイフ一本で削ってみることにしました。


ちなみにヘッドには「1」と刻印がありました。

調べてみるとこれはポンド表示で、1ポンド=450gということになります。


とりあえずこんな感じで…

さすがに握りにくいので、もっとシェイプアップ!
これを削るのは結構大変です…

ヘッドに対してアンバランス


ヘンテコに見えますが、握ってみると良い感じ。

とりあえずこの状態で使ってみようと思います。


果たして何時間も叩き続けられるんでしょうか?

金槌よりも自分の右手が先に音を上げそうですが。


ちなみに、削るのに使っているナイフは、数年前に購入したモーラナイフというブランドのナイフです。



スウェーデン製のステンレスブレード!


3,000円以下で買えるナイフなのに、木を削るとスゴく良い感じ。ブッシュクラフトに最適、なんて紹介されてましたがその通りですね。

ステンレスでも研ぎやすい。#1000の砥石で十分。

ハンドルもシースも樹脂製でノスタルジーのカケラもないですが、今どきの質実剛健っぷりが良いです。




でもって子供用木槌の製作です。



子供の薪割り(焚き付け)お手伝い用に木槌を作ってみました。薪にする予定だった広葉樹からのワンオフ削り出しです!真ん中の穴をドリルで空けた以外は鉈で削ってみました。φ20で穴開けしましたが、柄を20ミリに削るのは大変。でもなんとか完成。


何度か打ち込むと頭がすっぽ抜けたので、ワッシャーを削ってクサビ替わりにしてみました。

今まで小さい金槌で空振りしながら頑張ってましたが、打撃面積の広い木槌になってヒット率が上がり、気を良くして2日連続で焚き付けを作ってくれました。



こんなささやかな木槌ですが、手作りだと勝手に愛着が湧きます。子供はそんな思いなど関係なしに力一杯振り下ろしますけどね…。



最後まで読んでくれてありがとう。

今はなんちゃって鍛冶屋で大忙しなので、トングが出来たら報告しますね。





では。