上の子と買い物に出掛けたこの日、



いつも通っているスーパーも入っている、本当にご近所のショッピングモールだったのですが



娘と100均で学校に必要なものを購入して、すぐ帰るはずでした。



ただ、少しホッと明るい話をしたこともあって、



久しぶりに娘が「これ可愛い〜おねがい」などと楽しそうにしていたので、好きなキャラクターグッズや洋服などを見ながらウロウロしてみました。




この地獄の2ヶ月の間も頻繁に出入りはしていたいつものショッピングモールなのですが、なんだかとてもキラキラして明るい場所に見えました。





そういえば、借金発覚からの私の毎日は真っ暗な世界だったなと思います。





何も目に入らず、可愛いとも欲しいとも思わず、もうすぐハロウィンだという事に気付きもしていなかった。




結局私たちは何も買わなかったので、暗い世界で真っ直ぐ家に帰る時と使ったお金に変わりはないのですが





心に少し余裕が生まれるだけでこんなにも世界が変わるものかと少し驚きました。





娘は



「何にも買ってないのに、すっごく楽しかったねおねがい」と久しぶりにキラキラな笑顔で言っていて、



娘もまた、私と同じ暗い世界にいたのだなと申し訳なくなりました。






返済生活に変わりはありませんが、少しの心の余裕で


「買えない」ではなく「買わない」選択が出来ているように感じられて



世界が変わったように感じました。





まだ1円も借金は返せていないですし、現状は全く何も変わっていないのですが。





8月の終わり、まだ夏休み中、


借金が見つかった頃の気持ちをブログに書き留めています。



読み返すとその時の衝撃がフラッシュバックしてきて苦しく、今も読み返すには心の準備をしなければいけないのですが



書いていて良かったと今は思います。





返済が順調に終わっていけば



きっとあの時の気持ちは忘れはしませんが、少しずつ薄れてしまうはず。




2度と経験したくないです。



経験したくないからこそ、その時の恐怖は忘れてはいけないと思っています。





震える手で夫の書斎をひっくり返して泣きながらひとつひとつ確認したこと



忘れたくても今は忘れられません。



ブログを投稿する手も震えていたのを思い出します。





今、更に新たな借金が見つかれば、、、



考えたくもないですが、そうなれば生きていける気がしない。。




そんな事にならないよう、夫を見張り、私も勉強をしながら賢く生きていかなくてはと思います。