父からの虐待② | SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

2012年ようやく全身性エリテマトーデスと診断がつく。繊維筋痛症、クローン病、バセドウ氏病、子宮頸がん(術後5年経過)、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮内幕増殖症、ステロイドによる症状精神病です。メニエール病も併発。大学病院通院中

とにかくいつも
言葉が荒く、
人を威嚇するように
脅すように話します。


生計をたてるために
わたしが3歳の頃から
母がスナック勤めをしていました。

夜7時が過ぎたら
地獄の始まりです。

唯一、こたつとテレビがあった部屋を陣取り
「おーい」と部屋からわたしを呼びつけます。

何かと思って行くと

「おい、つまようじ」

「おい、水」


はい。とわたしが差し出すと

「ありがとう」の言葉もなく

またテレビを見始めます。


わたしと姉は別の部屋で
二人で遊びます。


夜中2時が母の帰宅の時間でした。

それを30分も過ぎると

母への暴力が始まります。


「男がおるんやろ」
「浮気しやがって」

母の泣きわめく声がきこえてきます。


姉は布団の中で泣いています。

わたしは
母を助けに行きます。

「お前はあっちにいっとかんかいごらあ」と、ヤ◯ザのような言葉で
わたしを母から払いのけます。


ダメ。

ダメ。

殴らないで。

結局わたしも殴られて

怒りがおさまらない父は

壁に穴をあけ

テーブルをひっくり返し

炊飯器をぶん投げて

ボコボコにします。



翌朝
母と二人で

「目がパンダになっちゃったね」と
クスクスと笑い、
わたしは
保育園を休むことになりました。



たまに
極稀に、
父がわたしを
保育所に送っていくときがありました。

朝は母が寝ているときが多く
朝御飯は食べられない時が多かった時期です。
自分だけ、自販機で温かい缶コーヒーを買い
見せつけるように飲みます。

まだ、保育所に先生の姿もなく

中に入れない時間帯に
わざとわたしを置いていきます。


山の中の保育所で
野犬が沢山いて
寒くて、寒くて


野良犬にいつ襲われるか
寒さと恐怖の中で
ひとり、先生が来るのを待ちました。


当時
既に
母は、父と籍を抜いており
(三人の女性を妊娠させたり、定職につかなかったりしたのでね)
夫婦では無かったのに
父は
ふらりと帰ってきては
王さま気分で
家に居座りました。

父からの虐待③に続きます。