いけないのはわたし? | SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

2012年ようやく全身性エリテマトーデスと診断がつく。繊維筋痛症、クローン病、バセドウ氏病、子宮頸がん(術後5年経過)、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮内幕増殖症、ステロイドによる症状精神病です。メニエール病も併発。大学病院通院中

 本日
緊急で腰椎せんしをした。

3年前、同じ検査をして、医師に代わる代わる失敗され2時間刺されっぱなしだったわたしは

『もうやめてください。検査しなくていいです』
と泣いて訴えた。

何本打ってもまだ痛い麻酔。

体に流される麻酔の痛いこと。

麻酔がまだ痛いのに
髄液引っ張る針が痛くない訳がない。
それなのに何度も何度も針を刺してくるのだ。


そこに神経内科の医師が呼ばれ
麻酔1本で髄液をとってくれた。



今回検査するにあたって
主治医にこの事を話すと


『んじゃわかった。今から1人医者を呼ぶから、その先生が一回失敗したらやめよう。僕もすぐ見に行くから』



今回は研修医では無く、膠原病の医師がやることになった。

よかった。




安心したのもつかの間。

またあの悪夢がよみがえった。


何本打っても痛い麻酔。

髄液引っ張る針が、深部にあたるたび
飛び上がるような痛さ。


10回ぐらいやっただろうか。

『もう、体が、痛いってインプットしちゃってるんだね』とその医師。

助手についた医師の溜め息もきこえる。


えっ、わたしが悪いの?



新しい医師が呼ばれた。
膠原病の医師だ。

結果は同じだった。

泣いて
『もうやめてください』と声を振り絞ったが
聞き入れてはくれなかった。

一時間半くらい経過して
ようやく主治医が様子をみにきた。



『ごめんごめん。すぐに来れなかった。よし、一旦中止して休もう』



30分の安静の後、

また主治医が現れ

『今日はもうやめよう』

そういった。




ここまで痛みに我慢して
やめる?
なぜ、神経内科の医師を呼んでくれないのか。



『先生、神経内科の先生はダメなんですか』


う~ん。と天井を見ながら長い時間考える主治医。



『段取りがつかないなら諦めます』とわたし。





『よしわかった。僕が1回やってみて、ダメだったら神経内科の先生を呼ぼう。いい?』


嫌だけど
嫌とは言えず
頷く。



3回くらいやっただろうか。
麻酔も何本刺しても痛いし
髄液引っ張る針も痛い。
主治医に関しては
表皮から針の痛みがわかった。


痛いと訴えるわたしに


助手の先生が
半切れで
『違和感は完全には無くなりませんよ💢』
とわたしに言い放った。



違和感?
針が中に入ってる。
押してる
引いてる
探ってる

それが『違和感』じゃないの?


わたしは『痛い』と言っているのだ。叫ぶほどの痛みだ。


『違和感じゃ無い💢』

そうわたしが先生に返したら

シーンと静まり返った。

みんなでアイコンタクトでもしているのか。

海老のように丸められ
固定されているわたしには
知るよしもない。



『よし、わかった。神経内科の先生を呼ぼう』

そう主治医がいった。



神経内科の先生がやってきた。

『取り敢えずレントゲンでもCTでも良いんで画像ありますか?』


そう言って
何番と何番の間なら入りそうだね、と言った。


麻酔は1回追加したが、
一発で髄液を引っ張ることが出来た。


歯科もそうだけど、
何本刺しても痛いし効かない先生と
全く痛みを感じない先生とがいる。


勘で『ここらへん』で
闇雲に打ってもダメだと思う。

刺すべき場所に刺せる医者の少なさに驚かされる。


わたしは

痛くないのに、痛い痛いと泣き叫ぶ口煩い患者でインプットされただろう。