リーダーの最後
1週間ほど前の2月末、温厚でプレイボーイな我が家のリーダー・ブラックが、天国に旅立ちました。
ブラックの正確な年齢はわかりませんが、出会った頃から考えると恐らく7〜10歳の間だと思われ、ほぼ野良暮らしのカンポン犬としてはかなりのご長寿。
去年の9月頃から急速に老化が進行して、見た目にも老け、出歩かなくなり、そして同時期に激太りしました。
住み込みスタッフが増えたお隣さんで残飯を調達していたのでしょう…
足も引きずるようになって、億劫がってほとんど動かなくなって、年齢のことを考えると、そろそろなのかしら…?超高齢の猫より先かも?とそんな覚悟も少しはあった。
2月下旬、ご飯に手を付けなくなり、動けなくなり、そして、どんどん様態が悪化。
異変に気付いてから6日目の正午、ブラックは静かに息を引き取りました。
最後まで必死に生きようとするブラックの姿は見ていて辛く、これでラクになれたね、と家族3人で涙を流しました。
たくさんのワンコたちに慕われて、たくさんの子犬のパパとなり、愛を与えたブラック。
あなたは立派なリーダーでした。
独りぼっちのタンゴ
とうとう独りぼっちになってしまったタンゴ…
タンゴは3年半前に裏庭の壊れかけの倉庫に、兄弟犬のような相棒と2匹で住み着きました。
あるとき、突然現れたオスだらけの群れに数日間絡まれ、イジメられ、茂みの中に隠れていたタンゴ。
相棒はその群れに合流していなくなってしまいましたが、残されたタンゴはブラックに受け入れられて、我が家の一員になりました。
だからタンゴはブラックが大好き。
そんな大好きなブラックがいなくなって、他のワンコも皆いなくなって独りぼっちになって、人に触れられるのもまだ怖くて、臆病で怖がりなタンゴがこの先どーなるのか…
もちろんココにいる限り最後までお世話するつもりですが、ある日フラッといなくなったりしないかが心配。