「ひなまつり」の流れで、中野区のことを書いてしまいます。

 

まず、沿革図集的な本は、ざっと検索したり区史を他区の図書館で閲覧しましたが

収穫なし。

ただ、「中野区民生活史」が面白そうで、8種すべて揃っているのは

さすがに中野区だけなので、久しぶりに中央図書館に行こうかと思っていました。

 

そしたら、なんと、中央図書館には「開架で貸出可」のものがないことがわかり、

東中野図書館で借りてきました。

ことばで説明してもわかりづらいので、在架状態の頁をコピペしました。

 

 

上から17冊目までは中央図書館の蔵書です。

青で囲っている14冊が「閉架」で、カウンターをふくむ開架には3冊のみ。

そしてその3冊は、すべてが赤枠の「貸出禁止」なのです。

17冊も持ってるのに・・・・びっくりでしょ?

 

なんか、関わりたくない気持ちが画面から伝わりますね(笑)

 

そして、中央図書館以外の図書館ならすぐに借りられます。

(オレンジ色の中野東が「貸出中」になってるのは、私が借りたからです)

 

「やる気ない」といわれてるひきふね図書館もこれに近い状態だったような・・・

少なくとも、文京・中央・千代田・港・新宿あたりは こうではないので、

「中央館あるある」ではないと思います。

 

 

先日借りてきた「中野区民生活史」は昭和57年に区制施行50年記念の記念事業として企画。

昭和60年の発行となっています。

戦後から昭和57年までの第三巻を借りてきたのですが、

記念事業にしては面白かった(←失礼な言い方)

 

 
デジタルアーカイブでも閲覧できますが
なにせページ数が多いので、これを最初から読む人はいないと思います。
 
 

 

昭和32年の中野駅前とか、地図類も掲載されていますが、

せっかくデジタルにするのなら、読めるようにしてくれればいいのに・・・

 

ちなみに

デジタルアーカイブを拡大すると

 

私が本を直接スマホで撮影すると

もともとの文字が小さいんですが、なんとか読めなくもないです。

 

 

付録の「昭和22年の米軍撮影の航空写真」はデジタルアーカイブがなくて

なんで?と思ったのですが、あったとしても、ちゃんと見えないかもね。

 

 

ところで、

東中野図書館の地域資料コーナーには「山﨑文書」の棚があって

旧江古田村の名主の山﨑家から寄贈された資料が並んでいました。

 

そして、山﨑喜作氏から寄贈された2600平方メートルの土地に

1989年に建てられたのが「山﨑記念中野区立歴史民俗資料館」です。

 

 

 

 

 

墨田区は(展示替え中ということもあるけど)

30分ちょっとの滞在時間中、利用者は私ひとりだったのに、

ここは区民交流の場になってる感じで、人が多かったです。

 

フラッシュ焚かなければ撮影もOKでした。

 

 

「昔のコスプレして写真撮りましょう!」

とか、全体的にハードル低めの設定のようです。

子ども対象と思ったら、大人も着られる大きさでした。

 

雛段飾りの展示も、なかなか壮観!

山﨑家のもどこかにありました。

 

こういうお道具類の保存状態もよくて、見事です。

 

 

で、本来の目的の「地域資料」をさがしたんですが、みつからず。

展示専門の施設なのかな~と思って帰ってきたのですが、

サイトをみたら・・・・

 

「お声がけ」しなきゃいけなかったんですね!