先日東口五差路の記事を書いた際、

池袋東口に戦後からず~っと同じ場所にある店舗のひとつ

「平和堂薬局」(青)の写真を撮り忘れたので、

雨模様のなか行ってきて、任務完了!

 

東口のグリーン大通り

(左奥が五差路です)

 

このソフトバンクの入ってるビルの・・・・

 

三階にあった!

 

 

テナント表示ではけっこう目立っています

大家さんですからね!

 

昭和29年

 

「ブラザーミシン」の大きな看板の下に「平和堂薬局」が見えます。

その上の「クロロ」は途中で切れていますが・・・

 

 

 

このキネマ旬報の写真だと「クロロマイセチン」と読めるので

これも平和堂薬局の看板でしょうね。

 

 

そして、その隣にあったお店が・・・・

キンカ堂です!

 

2010年に自己破産したときは、ほんとうに大ショックでした。

「あまちゃんロス」とか「としまえんロス」とはレベチの大ショックでした。

 

今日は雨だったので、「平和堂薬局」まで行くのに地下道を使ったのですが、

キンカ堂に通っていたころの「出口40」

 

 

 

入ってすぐの場所は、子どもの靴下とか下着とか

常にストックの必要なものを扱っていたので

けっこう利用していました。

ここの前に合鍵屋さんがあった時もありました。

なつかし~!

 

 

今はパチンコ屋の「stuff only」のドアがあるだけで

同じ場所とは思えないほどです。

 

私はかつて、信号待ちでも編みたくなるほどの編み物中毒だったので

ホントにここにはお世話になりました。

劇の衣装や小物もここがあったから予算内で製作できました。

 

閉店したとき、シャッターの前が感謝の手紙でいっぱいになりましたが

「キンカ堂ロス」の人たち、どうされているかしら?

今だったら、「ここまで惜しまれるお店」って、

他にもうないような気がします。

 

検索したら、同じ名前のネット店はあるようですが、

やっぱり実店舗じゃないとねえ・・・・

 

https://www.rakuten.co.jp/kinkado/info.html

 

 

 

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下の2枚の画像は出典不明で、YouTubeかなにかの一部を

気まぐれにスクリーンショットしておいたものです。

 

①これは昭和20年代というだけで場所の表記は無く

「4階ヌードスタジオ!」というのに何件かコメント入っていたんですが

一目みて、池袋東口だとわかりました。

 

右に見切れているのが「ニッカバー」に「共栄火災」

中央の垂れ幕が「新栄堂書店」

「時習堂」のシャッターのビル、

そして左に見切れてる看板が「みどりや」ですからね。

 

ちなみに右端を拡大したもの

(時期は違います)

今はマツキヨになっています。

 

 

これは「東京の古い写真集?」

のなかにあったもの。

 

② バスの行先はよく見えないですが、

新栄堂書店の左に「マギー美容室」と「麻雀大三元」があるので

都電廃止直後の昭和40年代の池袋東口で間違いないと思います。

 

なんだか、今回もブログで

Googleフォトの整理をさせてもらっちゃいました。

 

キンカ堂が消えたくらいだから、当然これらのお店はもう残っていませんが、

ミカドの右側のビルはまだ残っているようです。

 

 

 

これは今日の写真

GUの並びの「油木ビル」

武蔵野種苗園の看板も上がっています。

 

 

「油木ビル」、昔はこうでした。

 

「油木」は「あぶらぎ」とか「ゆき」とも読みますが

ここは「ゆうきや」「油木(ゆうき)医院」「油木(ゆうき)ビル」です。

 

そういえば、戦後の街には「毛糸屋さん」がたくさんありましたよね。

渋谷のスクランブル交差点にもいくつも看板が上がっていました。

 

今はタイパ(タイム・パフォーマンス)考えたら

編み物なんて、めちゃ効率悪いんですけど、

でも婆さんの趣味としては なかなか王道なので、

映画を卒業して、ちょっと編み物に乗り換えようかな??