新宿区と千代田区の10月の街歩きイベントに応募していたら
運よく両方とも当選の知らせが来ました。
新宿区のほうはともかく、
千代田区(右)は15名の募集だし、区民じゃないし、ほぼあきらめていたのですが・・・
嬉しいです!
震災復興関連のイベントで、
街歩きの募集要項には「須田町周辺」となっていたんですが
当選ハガキには「和泉公園集合」となっていました。
どこ?
旧神田区は私のかつての勤務地だし、
夫も定年まで働いていたんですが
秋葉原よりさらに東のこのエリアは
全く土地勘ありません。
ただ、和泉町って、最近聞いたことがあるような・・・
そうだ!
震災の時、住民たちの決死のバケツリレーで焼失を免れた
「奇跡の地」といわれたのが、和泉町と佐久間町でした。
気になりつつも、自分ひとりではなかなか行けないところを
案内していただけるとは・・・・とても楽しみです♡
この街歩きイベントは、日比谷図書文化館で開催中の
「首都東京の復興ものがたり」に付随する関連事業となりますが、
その特別展、
先月は時間がなくてゆっくり回れなかったので
今日はじっくりとみてきました。
下の地図は展示物で、震災の焼失地域を色分けしたもの。
色の違いは焼失した時間帯なので、赤枠で囲った部分以外は
色に関係なく焼失してしまいました。
和泉町と佐久間町だけが、みごとに焼失を免れたのがわかりますね。
撮影可の場所が限られるため、あまり雰囲気をお伝えできないのですが
震災後に復興された隅田川の橋梁の模型の展示とかもありました。
橋の好きなかたはぜひ。
この日比谷図書文化館(旧都立日比谷図書館)は、
大昔、卒論を書くときにとてもお世話になったのですが
建物自体は当時から同じなんでしょうけど、内部は、懐かしさを感じないほど
リニューアルされていました。
そして知らないうちに都立から千代田区立になってました!
コロナが蔓延する直前にここの地下のコンベンションホールの試写会で
「21世紀の資本」を見たんですが、
その時にはもう千代田区立だったんですね。
知らなかった~!
千代田区立なら、良い本を見つけたら
私の持ってる貸出券で本も借りられるんだ!
と思って、2階3階も徘徊していたのですが
そうしたら、各階にも震災関連の関連展示がありました。
当時の新聞記事とか、参考文献とか、こちらも図書館らしい充実ぶりで
私はむしろ1階の「特別展」よりも興味をもちました。
(閲覧室に隣接しているので、さすがに写真は撮れなかったけれど)
そして4階でも震災関連展示があると知り、
はじめての場所に足を踏み入れてみました。
実は、東京の古い地図を探していると、よく
「日比谷 特別研究席」で所蔵していると書いてあって、
なんじゃそれ!と思っていたのですが・・・・
どうも、ここみたいです。(写真は公式サイトから)
すごくアカデミックな雰囲気!
そしてここでも、門外不出の貴重な資料の展示を見せていただきましたが
緊張しすぎて、なにがあったか、覚えていません(笑)
奥には32席の閲覧・研究用の席があって
公立図書館ではめずらしく有料なんですけど
すごく仕事も勉強もはかどりそう。
18歳以上で貸出券があればいいそうなので、
私でも使えます。
300円で究極の贅沢が楽しめそうです。
九段下の千代田図書館も新しくてきれいですが、
ここはより深淵な「学問の森」みたいな施設でした。
千代田区はすごいな~