区立の「郷土資料館」的施設。

多分すべての区にあると思うんですけど

バスに乗るとか、駅から徒歩20分とか、

比較的アクセス悪いところが多いから、まだ数か所しか行けていません。

 

今日は冷たい雨の降る中、

そこそこ利用している「新宿歴史博物館」と、

今回お初の「文京ふるさと歴史館」に行ってきました。

(たぶんこの2館は、都内でも規模の大きいほうの施設だと思います)

 

 

「新宿歴史博物館」は、「ぐるっとパス」で行ったのが最初だったんですけど、

常設展示が好きすぎて、今までなんどいったことか。

ここでの講座にも何度か参加しています。(ブログに書いたのもあります)

 

ただ、今回は、はじめて2階の閲覧室へ。

展示をよく見に来る人でも、

ここの存在、知らない人多いかもしれません。

1時間くらいいたけど、休日にもかかわらず、なんと利用者は私ひとりだけ!

 

 

講堂で催しがあれば賑やかなんでしょうけど、ただただひっそり・・・・

閲覧室へは、荷物を預けて、貴重品と筆記用具だけもって入室。

書庫(閉架)に入っている本が多いから、閲覧室は狭いんですよ。

 

実はここの蔵書は新宿区の図書館のサイトで検索できます。

「検索できる」というか、

所蔵館の欄に「歴史博物館」と書いてあったら、禁帯で取り寄せできないから

ここに来るしかない、って感じですね。

 

でも集中して調べものできるし、オススメです。

 

来春の面白そうな講座があったので申し込もうとしたら

ちょっと早すぎて、HPにはまだ掲載されていませんでした。

やる気をみせて往復はがきで応募しようかな?(笑)

 

 

 

 

そして、次は文京区の「ふるさと歴史館」へ。

 

企画展は「小石川植物園異聞」

樋口一葉のミニ企画展?のようなものも。

「一葉記念館」は台東区にありますが、下谷龍泉寺に引っ越したのは二十歳くらいの時で

それまでは本郷菊坂に住んでいたし、

終焉の地も文京区今西片(旧丸山福山町)で、今も痕跡が残っていたりします。

館内撮影は「受付に申し出てください」とのことだったので、写真はなし。

 

公式サイトを貼っておきます。

 

いい展示だったと思うけど、ここも入場者がほとんどいなかったのが残念。

帰りに昭和の写真がたくさん掲載されている図版を1冊購入してきました。

 

 

この表紙は、シビックになるまえの文京区役所の交差点。

今度ブログ書くときに、使わせていただきますね。

 

 

この歴史館の斜め向かいにある「真砂中央図書館」には

今日も三階にいって、戸棚の鍵をあけてもらい、

めぼしい地図をコピーさせてもらってきたのですが・・・

 

家に帰って、衝撃の事実を知ってしまいました。

 

 

今日せっせとコピーした地図、

ネットでふつうに見られるし・・・!!

 

文京区図書館のサイトには「文の京デジタル文庫」というのがあって

地図のトップ画像が江戸切絵図だったら、まさか昭和の住宅地図があったとは・・・!

でもゼンリンのは許可が下りなかったのか、ここにはなかったので

まあ今までのコピーはすべて無駄というわけではなかったです。

 

 
ヤフオクでまさに落札しようとしてた30年代の区分詳細図も
(文京区だけですが)ここで見られるし、

 

 

住居表示の新旧対照も、普通は区のHPに載ってるんですけど

ないな~と思っていたら、こちらにありました。

 

 

地図に限らずなんですけど、

図書館資料のデジタル化は自治体でずいぶんとばらつきがありますね。

新宿区・文京区は進んでいますけど、

うちの区にもぜひがんばってほしいものです。