渋谷で映画を1本観てから神保町へ。

副反応でなんとなく熱っぽかったので、一瞬心配になりましたが、

検温はOKでした。

 

初日の今日は平日なので、古本まつりは落ち着いた雰囲気。

食べ歩きしているような人もいず、それは良かったのですが

休業しているお店もいくつかあったし、ワゴンセールの数は、あきらかに少なかったです。

毎年決まって映画関係の本を買っていたうさぎ書林さんも出店しておらず、

いつもワゴンがでているところには、自転車が何台も違法駐輪してました。

 

いつもより人が多いから写真は撮りづらく、ほとんどとってないのですが

それでも気になったところを何枚か・・・・

 

地下鉄出口の岩波ホールの看板が外され、昔「スーパー富士屋」だった建物が

取り壊されていました。

富士屋はこの辺唯一のスーパーだったので、

その昔は、ホントにお世話になりました。

 

 

下は10年くらい前の古本まつりのとき

富士屋の跡地にドラッグストアが入ったのを見て

神保町にドラッグストアや携帯ショップは似合わないな~

と思いながら撮った一枚。

 

 

11軒長屋のことを延々書いていたので、ほかに長屋形式の看板建築が残っていないか?

今回は、そんなことを気にして歩いていました。

 

すずらん通りの東京堂のとなりの4軒長屋。

ギャラリー檜と大野カバン店はかなり昔からあったように思います。

その間にはたしか「中山書店」があったような・・・・

 

戦火を生き延びたか戦後建ったかはわかりませんが

昔は全部がこんな感じの街並みでしたよね。

見ているだけで癒されます。

 

 

創業80年の餃子店「スヰートポーズ」は、店をたたんで2年以上になりますが

まだ看板がかかっていました。これも年季が入っています。

もう看板が残っているだけで、ちょっとうれしいです。

 

 

関東大震災の前の年に建てられ、

2度の震災と戦争を生き延びた「文房堂」。

新しいビルに建て替えたものの、ファサード部分は100年前の

大正時代のものをそのまま使っているとか。

「昔のデザインをコピー」とかじゃなくて、本物をつかっているなんて感動です。

 

 

ああ、それなのに・・・・

となりはカラオケかよ!

と思っちゃいました。

 

喫茶店はすごく混んでいるかと思ったら、

今日はそうでもありませんでした。

今まで唯一、一度もいったことのない「神田伯剌西爾」に行こうと、

階段を下りて行ったのですが・・・

 

「喫煙席ならすぐにご案内できます」といわれ、諦めました。

タバコの吸えるお店だったんですね。

 

ギャラリー喫茶古瀬戸は、1本裏の道からも入れますが・・・・

 

靖国通りから、この通路を通って入ることもできます。

 

ここは、11軒長屋の右から6軒目の場所にあたります。

 

しみじみ・・・・