昨日のつづきです。だらだら長くてすみません。
さて、
これは私がぎりぎり リアルにさかのぼれる限界の
1973(昭和48)年の住宅地図です↓(このくらい古くなると手書きになっちゃいます)
昨日使わせていただいたこの画像↑の20年後ですけど
ここに映っているものは全部地図で確認できました。
①三千里薬局(神南店)
写真では食堂だったのが薬局になりました
宇田川店はこの時点では、まだないです。
②西村フルーツパーラー
創業明治34年。
「高級志向のフルーツパーラー」で
スタンスは全くぶれていません。立派!
見た目新しいからか、ほとんど取材はないみたいだけど
「老舗」ということでは、きっとナンバーワンだと思います。
③大盛堂書店
73年の地図には右上に印をつけた公園通りに
「本のデパート」といわれた大規模店舗(本店)が完成しており
こちら(駅前店)はその後いったん閉店しました。
その後、こちらも復活し、本店が2005年に閉店後は
男性アイドル・コミック・ライトノベル・サイン本などに
特化した品揃えで、この地で生き残っています。
(ブレてはいるけど、看板の大きさでは負けない!)
④ミツマル(三丸→MITSUMARU)
73年にはまだ渋谷109はできていないので
路面店として残っています。
⑤第一銀行 (→第一勧業銀行→みずほ銀行)
たまたま映ってただけで、ほかの都銀だって・・・
と思ったのですが、
あれだけあった銀行の店舗、ほとんど今は消えているので採用決定!
⑥マルナン(丸南)
ここは思い出あるけど、すでに閉店したので却下です。
向かいにあった「東亜」も移転してしまったので同様。
〇うなぎの松川
写真では目視でわからなかったので番号つけられなかったですが
お店のサイトでは創業63年ということなので、
この時にはなく、区画整理して
センター街の出口ができた時に建てられたと思われます。
その、区画整理のときの様子がわかる画像を
ネットでみつけたので、貼っておきます↓
左端にできたばかりの大盛堂書店のビルが!
そして工事中の大きなビルとの間に道ができています。
これが今のセンター街の出口。
そして、中央で工事中なのは現在のQFrontの前身の峯岸ビルですね。
そしてこの後こうなっていきます。
↓
これはテレビ番組なのかな?
しょうがないけど、字幕がちょっと邪魔!(笑)
しかもスクランブル交差点できたのは、1973年だし・・・!
「激変する渋谷」で、ずっと変わらずにあるお店、どこが一番??
って、興味ある人もいるでしょうし、
ネットで調べたらいろいろ出てくるかと思ったら、
書いてるのは若いライターさんばかりのようで
取材が浅すぎてがっかり。
「レトロっぽい」喫茶店とか、興味ないんですけどね。
予想通り、結論はでなかったけれど、あえていえば
「渋谷西村」でしょうか。
学生にはお高いイメージだったから
「憧れ」ていて、場所もお店もよーく覚えているけど
実際は全然行ってないから
コメントのしようもないんですけどね。
ミツマルも大盛堂書店もほとんどかかわりがなくて・・・
個人的に懐かしくて「キュン」としたのが
三千里の(薬局ではなく)天津甘栗と、うなぎの松川でしょうか。
ここはぜひ再訪したいお店です。
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ちょっとでかけようとしたら、急に雨が降ってきたので、
渋谷スクランブルの「ライブカメラ」の動画をぼーっと見ていました。
(家にいながら渋谷に飛べる時代なんですね)
これがFNN
↓
ANN↓
日テレ↓
今思ったんですけど、お天気カメラなどでは、わりと地味なほうの絵面が多いですね。
かってに「スクランブルB面」と呼ばせていただきます。
A面はこちら!
このパノラマ写真でいうと、やっぱり正面は②のQFrontでしょうかね。
ビルの名前は知らなくても、スタバとツタヤ。
ロゴはこんなに控えめなのに、記憶には残ります。
昔も峯岸ビルのここが「正面」だったかも。
マルチ画面のなかった時代には、なんてったって
「ハンズ」「文化村」「東海銀行」の看板が目立つ!
↓
ちなみに 私の時代だと、
「ぺプシ」「ミリンダ」「東海銀行」でした(笑)
↓
それからパノラマ写真の①の渋谷駅前ビル。
ここは1961年竣工ですから、年数だと、そろそろ建て替え。
今はロクシタンが複数店舗だしていて、おしゃれな雰囲気ですが
そもそも「THE雑居ビル」ですからね。入れ替わりも激しいです。
私はなんのつながりもないので、調べませんけど
世界一有名な交差点に
60年以上たってる雑居ビルって、すごくない?