この曲は1964年の東京オリンピックのために作られた「オリンピック・マーチ」です。

おそらく夏に開催予定だった「東京2020」を意識してのことでしょうが、
新しい朝のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルは
この曲を作曲した古関裕而なんですよね。

もし新型コロナウィルスがなかったら、きっと今頃は
胸高鳴る思いでこの曲を聴いていたでしょうに・・・・残念です。

ただ、ドラマの方はちゃんと3月末に始まり、外出自粛でヒマなので
何年かぶり(多分「マッサン」以来)に朝のドラマを見てしまいました。

私は月に数回、いろんな施設でボランティアで戦前・戦後の歌を歌っていますが、
そのなかには古関裕而作曲の歌もかなり多いので、否が応にも期待が高まります。

まだドラマは始まったばかりで子役たちが演じてるので、楽曲は登場しないですが、
古関裕而(作曲家)と伊藤久男(歌手)と野村俊夫(作詞家)

こんな有名人が福島で幼馴染みだった!
というのは知りませんでした。ビックリです!



朝ドラでは、実在の人物は「うっすらわかる程度に名前を変える」
というお約束があるみたいなんですけど、
それにしても 今回も おかしな変え方をしていて、ちょっと笑ってしまいました。


古関裕而(こせき ゆうじ) →  古山裕一 (こやま ゆういち)
伊藤久男(いとう ひさお) →  佐藤久志 (さとう ひさし)
野村俊夫(のむら としお) →  村野鉄男  (むらの てつお)
三浦 環(みうら たまき)     →  双浦 環  (ふたうら たまき)
音丸  (おとまる)    →  藤丸   (ふじまる)
山田耕作(やまだ こうさく)→ 小山田耕三 (おやまだ こうぞう)
藤山一郎 (ふじやまいちろう)→ 山藤太郎 (やまふじ たろう)
コロムビアレコード          →   コロンブスレコード

そして 極めつけは
古賀政男 (こが まさお) → 木枯正夫 (こがらし まさお)!!


古賀メロディは高齢者の皆さんには一番人気なので、
毎回何曲かは必ず歌ってますが
古関メロディはあまり意識していませんでした。
コロナが終息してボランティアが再開したら、
「特集」を組んでみようかと思っています。

「とんがり帽子」(1947)
「長崎の鐘」 (1949)
「君の名は」 (1953)
「高原列車は行く」(1954)
・・・あたりは定番中の定番。


高校野球の時に必ず流れる「栄冠は君に輝く」も
日本人なら誰もが知っている歌です。
「六甲おろし」や「闘魂こめて」のような応援歌や 校歌、軍歌、県歌など
魂を鼓舞するような曲も多いですが、「長崎の鐘」のような抒情歌も美しく
永遠に歌い継がれる歌をたくさん作っていますよ。

ドラマの方も楽しみ!