映画「L・DK ひとつ屋根の下」 平成31年3月21日公開 ★★★☆☆

コミック 「L・DK」 渡辺あゆ 別冊フレンズ

高校3年生の西森葵(上白石萌音)は、ある事情から学校で一番のイケメン久我山柊聖(杉野遥亮)と

一緒に住むことになり、反発しつつも彼のことを好きになっていく。

そして周囲には内緒で付き合うことになり、甘い同居生活が始まる。

ところが、突然アメリカからやってきた柊聖のいとこの玲苑(横浜流星)に、同居の秘密を知られてしまう。

そして彼らの住むところに玲苑も同居することになり、波乱だらけの三人の生活が始まる。(シネマ・トゥデイ)

 

 

昨日も書いたんですけど、いつも無駄にしていた株主優待のチケットを今年は極力減らそうと

けっこう無理をして見に行ったもののひとつ。

「壁ドン」とか「顎クイ」とか、オバサンには無縁の胸キュン青春映画ですよ。

 

 

親の転勤についていかず、アオイは十番館アパートメントの一室で一人暮らしをしているのですが

隣の部屋に住む学校一のイケメンのシュウセイがボヤ騒ぎをおこしてしまい、同居するはめになります。

ふたりは一線を越えることなく、助け合って共同生活をしている設定なんですが

そのうちにだんだんお互いに惹かれていきます。

このことを知っているのは、アオイの親友のモエとその彼氏のリョウスケ、

それにシュウセイの兄のカメラマンのソウジュだけで、学校では秘密にしていました。

 

ある日シュウセイの従妹のレオンが転校してきますが、見た目はかっこよくても性格は最悪。

そんな彼に二人が同居していることを偶然知られてしまいます。

「シュウセイがこんな70点女を好きになるはずがない」

「それならお前も一緒に住んでみろ」

ということで、3人の同居生活がはじまります。

 

・・・・なんていう、つっこみどころ満載の話なんですが、

かくいう私も、昔は「おくさまは18歳」なんていう、教師と生徒が結婚して同居してるという、

ありえへん話を喜んでみていたくらいだから、まあまあこういうのはラブコメの定番なんでしょう。

 

とにかく、アオイ役の上白石萌音の可愛さがたまりません。家事の手際もいいし・・・

シュウセイ役の杉野遥亮とのシーンは年齢問わずキュンキュンしてしまいますよ~!

横浜流星は今旬の人気俳優なんですってね?

私は映画しか見ないので、東映の「キセキ」や「愛唄」なんかのおとなし気な役しか知らないんですが、

チャラ男系のほうがあってますね。

先日テレビを観ていて、極真空手の有段者で、ジュニアで世界一になったこともある

格闘技系の細マッチョだということを知りました。

今度はちがうジャンルのドラマも観てみたいです。

 

後半になってからも、アメリカ留学でひと悶着あったり、落雷で足止めされてしまったり、

まともな大人が書いたとは思えないしょーもない話がつづきますが、

現実味あふれる学園ドラマより、こういうふわふわした話のほうがリラックスして楽しめるのも事実。

主演の3人が魅力的なので、オバサンでも気分のいい時間を過ごせました。

 

本作は、5年前の「L・DK」の続編だったようですが、同居に至るまでのシーンも入っているから

これだけ見てもちゃんと話は分かります。

前作はアオイが剛力彩芽、シュウセイが山﨑賢人で、レオンとの三角関係シークエンスは続編だけです。

前作の動画もみてみたけど、うーん、こっちはちょっとダメですね。

 

なので、前作が不満だった人も、きっと続編の本作の方は気に入りそうなので、

よかったら見てみてください。