旅の最後はいかだでアマゾンを下り、
コロンビアからベネズエラへと行くのですが、
映画ではこのあたり全く省略で、いきなり飛行場での
アルベルトとの別れ、というのはちょっと残念。
チェゲバラの映画で、旅の途中で
「カストロ兄弟と知り合う」とあったのですが、
これはこの後の旅だったのかな??
ついでにいうと、預かったお金を途中で使ってしまった
「恋人への水着」は買えたのかな?
南米は世界遺産の宝庫で、
マチュピチュやクスコなど、訪れる大学4年生は多いでしょうが
ガイドのあとをくっついて写真をとり
お土産を買うだけでは成果は少ないと思うんだけど。
まあ親としてはエルネストみたいな旅をして欲しいとは思わないし、
ウチの娘が列車も宿も予約なしで
「毎日どこの国に居るかわかんない
運が良ければローマ字のメールがくる」
という、いきあたりばったりの旅に出た時は
毎日が心配でした。
そういえば私も大学4年生の時、
シベリア横断鉄道を踏破したんでした。
あ、若いっていいですね。
ところで、「28歳の革命」のベニチオ・デル・トロは大男で
ガエル・ガルシア・ベルナルは170cmそこそこの身長ですが、
(実際のゲバラは小柄でがっちりのハンサムさんだったそうです)
ふしぎと矛盾なくつながるところがすごい。
エンドロールで、おじいさんになった盟友アルベルトの映像が。
旅の途中のふたりの写真や映画でも登場した新聞記事など
アーカイブ画像にひきこまれてしまいました。
アルベルトは1922年生まれなので
生きていたってぜんぜん不思議ではないのですが
彼のことを知りたくてググッてみたら、
「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」という彼の書いた本があって
邦訳もされているそうです。
で、この映画の底本にもなっているとか。
ゲバラの本もまだ読んでいなのですが、
こちらも要チェックですね。
古い本ですが、図書館をさがしたらあるかも?
メモしておきます。
「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」 アルベルトクラナード著 学研