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四文字熟語は結構好きな方なのですが、
臥薪嘗胆って、「薪(たきぎ)を枕に寝て、胆をなめて苦労すること」
漢字検定には出るから、一応意味は知っていますが、
こんな故事成語、実生活で使いこなすのはちょっと難しいですよね。

せめて「堅忍不抜」「不撓不屈」くらいだったら、
横綱伝達式の口上でも使われるくらいだから、
ちょっとは使えるかな?

一応映画ブログなので、まずは映画のことを書かせていただくと、
「不撓不屈」だと、高杉良の同名小説が映画になったものがあります。
3年ほど前に観ましたが、
国税局に立ち向かった一税理士(TKCの創始者)飯塚毅氏の
不撓不屈の精神を描いたもの。
妻(松坂慶子!)の内助の功が印象に残っています。

「臥薪嘗胆」にふさわしい映画だったら、
シャーリーズ・セロン主演「スタンドアップ」を選びます。
女だから、シングルマザーだから、と冷たく扱われ、
実の父親にも理解されず、職場ではひどい差別や虐待にあい、
屈辱と逆境の中で、それでも立ち上がったヒロイン・・・
彼女の味わった苦労といったら、「薪を枕」以上のものですよ。

で、自分自身のエピソードというと・・・・
ホントに苦労してない、ぬるま湯人生だったなあと
恥じ入るばかりですが、
あえていうなら、大昔の「大学入試」かな?

自分の学力が足りなかったのだから、当然のことなのですが、
門前祓いをかまされた大学が・・・・
当時はなかなか「女子の浪人」というのは少なかったので、
「捲土重来」とはいかず、
滑り止めの大学に入ったものの、誰でもそうでしょうが、
「この恨み晴らさで~」とずっと思っていました。

そして30年後、なんと娘が母親の仇をうってくれました!
しかも、そこは「蹴って」第一志望の大学へ入学。
「ざま見ろ!」といいながら、
(本命が受かるとは限らないので)なんと
30万円近くの入学金を払ってしまいました。
高価な「かたき討ち」になってしまいましたが、
それでもけっこういい気分です。

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