はじめに
本を書こうと思っても、最初にぶつかる壁が「何から書けばいいの？」という迷いです。そこで役に立つのが“目次作成”。
今回は、初心者でもサクッと取り組める目次づくりのポイントをまとめました
1. まずは思いつくまま「書きたいことを書き出す」
いきなり構成を考えようとすると、たちまち手が止まります
まずは、思いつく限りの「書きたいこと」を紙やPCにどんどん書き出しましょう
目安は 30〜100個
小さなネタでも構いません。
ジャンル問わず、気になること・経験したこと・伝えたいことを“とりあえず全部”外に出すのがコツ。
この段階では整理しなくてOK！
書き出した中から、大きなテーマ（大キーワード）、細かい話（小キーワード）をざっくり分類していくと、目次の骨組みが見えてきます
2. 誰に読んでほしい？「ターゲット設定」と「キーワード選び」
次に大事なのは、読んでほしい相手を絞ることです
「男性」「女性」よりも、「腰痛に悩む50代男性」「忙しくても料理したいワーママ」など、
できるだけ具体的にすると、伝える言葉が決まりやすくなります
ターゲットが決まれば、自然とキーワードも浮かびます
たとえば料理本なら「時短・簡単・お手軽」など、読み手が求めるワードが見えてきます。
このキーワードが、そのまま見出しや章構成のヒントになります
3. 理想の本をマネしながら、まずは「60〜70点の目次」でOK
いきなり完璧な目次をつくる必要はありません。
本棚にある「理想に近い本」や、同ジャンルの本を開いて構成をチェックしてみてください。
それを参考にしつつ、書きたい内容を当てはめれば、スムーズに形が整います
大切なのは、最初の目次は自分のためにつくるという意識。
書き進める中で章を統合したり、削ったりしても全然OKです
最初から100点を狙わず、まずは60〜70点くらいを目指して、軽やかに作っていくことが成功のポイントです
おわりに
目次作成は、執筆の迷いをなくし、スムーズに書き進めるための最強の武器です。
「書きたいことを書き出す → ターゲットとキーワードを絞る → 理想の本を参考に整える」
この流れさえ押さえておけば、初心者でもしっかりとした土台を作れます
ぜひあなたの本づくりやブログ執筆にも役立ててみてください。
書くことが、今よりもっと楽しく、ラクになりますよ