こんにちは!徒然ママです。

 

いつもありがとうございます。

 

 

今日も、

 

一冊の本を自分勝手に解釈して、

 

 皆さんにお伝えさせていただきまーす!

 

 

 

あくまでも、自分勝手な解釈ですので

 

 正しくお知りになりたい方は、

 

 ぜひ実際に読んでみてくださいね。

 

 

今日は、林健太郎さんの

 

「否定しない習慣」という本の第2弾をお送りしたいと思います。

 

 

今日も最後までよろしくお付き合いください。

 

 

 

 

第3章  否定しない技術

 

前回、否定しないことで、

 

どのように人間関係が変わるかについてご紹介しましたが、

 

分かっているけど、実行できない。

 

そうですよね。

 

 

そのために、具体的にどのようにすればいいのか、

 

否定しない技術についてご紹介しましょう。

 

 

①イエス・エモーション話法

 

肯定の言葉に加えて、ポジティブな感情を伝える話法です。

 

例えば、

 

「仕事頑張っているんだね。頼もしいと感じたよ。」

 

「髪の毛を切ったんだね。すごく似合ってるよ。」

 

このように、肯定して、その時の自分のポジティブなプラスの感情を伝えます。

 

そして、そのあとに、自分が言いたい意見を言います。

 

それは、同調する意見であっても、

 

相手と異なる意見であってもOKです。

 

ただし、例えば、

 

相手が髪を切ってきたけれど、お世辞にも似合っていなかったときなど、

 

感情がこもらないのに、この話法を使うと逆効果になります。

 

そんな時は、「髪切った?」というように、

 

「事実」だけで止めておきましょう。

 

 

 

②能動的に黙る

 

コミュニケーションのトラブルの多くは、

 

相手を受け入れることなく、

 

脊髄反射的に言葉を返したりすることから始まります。

 

そこから抜け出すには、

 

まずは、能動的に黙る習慣をつくることです。

 

 

まず、大原則として、相手が話し終わるまで黙ったままでいましょう。

 

話を遮った時点で、否定したことになってしまいます。

 

そして、次のステップ。

 

相手が話し終わったら、

 

そこから最低2秒は沈黙を続けてください。

 

その間に、これから自分が言おうとしている言葉が相手への否定にならないかを

 

冷静に判断します。

 

 

 

③相手の言葉をナレーションする技術

 

何か相手のためになることをアドバイスしなければ…と思うと、

 

アドバイスという否定の言葉が出てしまいます。

 

ここは、ぐっとこらえて、

 

相手の言葉をそのままナレーションしましょう。

 

つまり、復唱のことです。

 

相手が言ったことを繰り返して、

 

「~ということなんですね」などといいます。

 

これによって、相手は

 

「私の言葉をしっかり受け止め、聞いてくれた」と受け取ります。

 

また、話を整理する効果もあります。

 

 

この方法は、

 

相手の言葉を否定しなくてすむことのほかに、

 

会話のスピードをコントロールできるというメリットもあります。

 

こちらが意識的にゆっくりと復唱することで

 

会話のスピードを遅くすることがれきます。

 

会話のスピードが遅いほど、

 

内容を精査でき、否定しない会話を展開しやすくなるのです。

 

 

 

④承認する技術

 

相手の言葉をいったん承認する方法です。

 

具体的に、「そうなんですね」と伝えればOK。

 

それだけで、相手の言葉の内容に同意しなくても、

 

承認することはできます。

 

 

 

⑤承認を上手に使いこなす方法

 

承認には大きく4つの種類があります。

 

 

1)存在の承認

 

相手が今ここにいるという存在を承認することです。

 

話しかけられたら、

 

まず仕事の手を止め、相手の方に体を向け

 

相手の目を見てにこやかに「どうしたの?」と伝えてみましょう。

 

 

2)行動の承認

 

相手がとった行動や、相手の出した結果を伝え返す承認です。

 

部下に任せておいた仕事がうまくいったとき、

 

「うまくいったんだね」と

 

その結果を承認します。

 

家でお子さんが料理を作ってくれたら、

 

「今日、料理をつくったんだね」と承認します。

 

そのことに対する評価ではなく、

 

行動を承認するのです。

 

 

3)プロセスの承認

 

何気ないひと時に相手を承認したいと考えたら、

 

この承認が有効です。

 

例えば、お子さんから、「帰りが遅くて寂しい」と言われたとしたら、

 

「お仕事を頑張っているから仕方ないよ、我慢してね」

 

というのでなく、

 

「寂しいと感じているんだね」

 

と伝えます。

 

相手の考えを先回りしすぎるのではなく、

 

相手が感じている感情や考えをとらえて承認するのです。

 

 

 

4)見解の承認

 

これは、あなたが相手の意見を否定しそうになった時に

 

「そういう考えもありますね」

 

「それは新しいですね」

 

「なんとなく理解できます」などと、

 

相手の考えを受け取ったというメッセージを伝える方法です。

 

これは、相手の考えに賛成や反対をするということとは別のことです。

 

だから、相手の話を否定することなく、

 

会話を続けていくことができるようになります。

 

 

 

 

 

⑥同意できないときの承認の伝え方

 

相手が言った言葉に同意できないとき、

 

いったん承認をしてから、他の候補を聞いてみたり、

 

自分からほかの選択肢を提案したるする方法です。

 

このことで、相手の最初の考えをいったん保留にします。

 

ここで、気を付けなければならないのは、

 

いったん保留にしたものは、そのままにしないで、

 

必ず後で話題にするということです。

 

 

 

⑦「かもしれない」をつける練習

 

確実な事実情報でない限り、

 

様々な解釈があると考えることが大切です。

 

例えば、

 

「彼のことだから、絶対に失敗するにきまっている」

 

というのは、勝手な思い込みです。

 

そのあとに、「かもしれない」をつけてみましょう。

 

この言葉をつけることで、

 

思い込みで誤解したり、氷山の一角でしかない情報を信じこんだりするといった

 

失敗を防ぐことができます。

 

 

 

⑧非言語を整えて、否定を消す方法

 

言葉では否定しなくても、態度で否定していたら何にもなりません。

 

否定を表す非言語に次のようなものがあります。

 

・眉間にしわを寄せる。

 

・口をへの字にする。

 

・腕を組む。

 

・足を組む。

 

 

逆に、肯定的な非言語の中で特に重要なのは、笑顔でしょう。

 

笑顔の習慣が、自分も周りもご機嫌にします。

 

 

 

 

⑨否定をリカバリーする技術

 

話をしているときに、つい相手を否定してしまったら

 

どうすればいいでしょうか。

 

そんな時は、リカバリーすればいいのです。

 

具体的には、こんな言葉でしょうか。

 

「否定しているように聞こえたらごめんね。」

 

「今、否定しているように聞こえたよね。

 

もう一度、やり直してもいい?」

 

 

このように、否定するつもりがなかったことを伝えましょう。

 

そして、本当に伝えたかったことを改めて伝えましょう。

 

 

 

⑩相手に否定を感じさせない技術

 

ここでは、3つご紹介しましょう。

 

1)面白おかしくする。

 

軽やかに否定する方法です。

 

相手の言葉を聞いたとき、にやっと笑って、

 

「そうきたか」「次の案、いってみよう!」

 

などと、余裕の笑顔で言ってみるのです。

 

 

2)逃げ道を残す。

 

 

3)期待をほのめかす。

 

相手のポテンシャルを認めながら、

 

さらなる挑戦をしてほしいとリクエストする形をとると、

 

現在の案を肯定しながら、

 

改善を求めるメッセージをつくることができます。

 

 

 

 

⑪相手をその気にさせる「魔法」の3文字

 

相手の言葉に同意しなくても、

 

言ってくれた事実を承認するといった方法をご紹介しました。

 

その時に使うとさらにいい関係性になれる魔法の3文字があります。

 

 

それは、「さすが」という3文字です。

 

この言葉は、会話の潤滑油となります。

 

ぜひ使いこなしてみてください。

 

 

 

 

〇以上です。

 

いかがでしたか。

 

 

最後に、否定しない技術をまとめておきましょう。

 

①イエス・エモーション話法

 

②能動的に黙る

 

③復唱する

 

④承認する

 

⑤承認を上手に使いこなす

 

⑥同意できないときの承認の伝え方

 

⑦「かもしれない」をつける

 

⑧非言語を整えて、否定を消す

 

⑨否定をリカバリーする技術

 

⑩相手に否定を感じさせない技術

 

⑪相手をその気にさせる「魔法」の3文字「さすが」

 

 

これだけです。

 

人は無意識に否定していることが多いということです。

 

でも、これらの技術を覚えて実践していけば、

 

否定しない習慣がつくことでしょう。

 

ぜひ、意識して実践してみてくださいね。

 

次回は、

 

否定しない自分を創る習慣についてご紹介したいと思います。

 

それまで、お元気でお過ごしください。

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、さようなら。