こんにちは!徒然ママです。

 

いつもありがとうございます。

 

 

今日も、

 

一冊の本を自分勝手に解釈して、

 

 皆さんにお伝えさせていただきまーす!

 

 

 

あくまでも、自分勝手な解釈ですので

 

 正しくお知りになりたい方は、

 

 ぜひ実際に読んでみてくださいね。

 

 

 

さて、今日は、前回に引き続き、

 

田坂広志さんの「死は存在しない」の2回目をお届けしたいと思います。

 

どうぞ、最後までよろしくお付き合いください。

 

 

 
 

 

じめに、

 

なぜ、私たちの意識が、ゼロポイントフィールドにつながることができるのか、

 

そして、なぜ、そこに記録されている

 

「宇宙のすべての情報」や「過去、現在、未来の出来事の情報」に

 

つながることができるのかについて

 

解説していきたいと思います。

 

 

結論から言いますと、

 

私たちの意識の場である脳や体が

 

このゼロポイントフィールドと量子レベルでつながることができるからです。

 

 

ただし、ここで誤解してはならないことがあります。

 

それは、私たちの表面意識の世界が、

 

直接フィールドとつながるわけではないということです。

 

それを説明するためには、

 

まず、意識の世界の5つの階層についてご紹介する必要があります。

 

第1の階層から順にご紹介していきましょう。

 

 

第1の階層・・・表面意識

 

私たちの日常で最も活性化している意識です。

 

この意識では、自我、言い換えると、エゴが中心になって動くので、

 

しばしば、不満や怒り、不安や恐れ、嫌悪や憎しみ、妬みや恨みなどの

 

ネガティブな想念が生まれます。

 

そして、これらのネガティブな想念は、雑音となって

 

私たちの意識がゼロポイントフィールドとつながることを大きく妨げます。

 

 

 

第2の階層・・・静寂意識

 

私たちが、日常の生活や仕事から離れ、静寂を保っているときの意識です。

 

この世界では、エゴの活動は、比較的静まっており、

 

ネガティブな想念も消えています。

 

祈りや、瞑想などを積極的に実践することで、

 

ゼロポイントフィールドとつながりやすくなります。

 

そしてまた、この世界では、

 

自分の心を静かに見つめる「もう一人の自分」が現れてきます。

 

この「もう一人の自分」が現れてくると、

 

エゴの動きが静まり、

 

ネガティブな想念が消えていきます。

 

田坂さんは、この「もう一人の自分をを

 

「賢明なもう一人の自分」とか、「賢我」と呼んでいます。

 

 

 

 

第3の階層・・・無意識

 

これは、自分自身が気づいていない意識の世界です。

 

また、引き寄せの法則が支配する世界でもあります。

 

この無意識の世界では、

 

ゼロポイントフィールドを通じて、よく似た情報を引き寄せるため、

 

ネガティブな想念を持っていると、ネガティブな情報を引き寄せてしまいます。

 

反対に、ポジティブな想念を持つと、

 

ポジティブな情報を引き寄せ、

 

結果として

 

ポジティブな出来事や出会いを引き寄せ、

 

よい運気を引き寄せることができます。

 

 

この世界では、引き寄せの法則によって、

 

不思議な直観やシンクロニシティ、コンステレーションなどの現象が起きます。

 

 

 

 

第4の階層・・・超個的無意識

 

この世界では、

 

直観やシンクロニシティ、コンステレーションはもとより、

 

以心伝心など、

 

私たちの心がつながったように思える超個的な現象が起こります。

 

そして、一人一人の自我や賢我を超え、

 

無我を超えた、

 

超我と呼ぶべき自己が現れてきます。

 

ここまでくると、私の頭はかなり混乱してきました。

 

皆さんはどうですか。

 

もう一つの階層が残っていますので、続けますね。

 

 

 

第5の階層・・・超時空的無意識

 

これは、私たちの無意識がゼロポイントフィールドを通じてつながった「超個的無意識」の状態をさらに超え、

 

フィールドともっと深く結びついた意識の世界です。

 

この世界では、未来に関する情報をも感じ取るため、

 

直観、シンクロニシティ、コンステレーション、以心伝心に加えて

 

いわゆる予感、予知、占い的中といった

 

未来を知るという体験が起こります。

 

そして、この世界では

 

無我や超我を超えた「真我」と呼ばれるものが現れます。

 

 

 

私たちの意識はこの5つの階層に分かれているのですが、

 

第1の表面意識以外の階層が

 

ゼロポイントフィールドとつながることができる意識です。

 

 

 

では、なぜフィールドにつながると、

 

似たような情報が集まってくるのでしょう。

 

それは、

 

無意識の世界で何かを想うことは、

 

その想念に関連した情報を探すことや、集めることに他ならないからです。

 

 

この意識は、表面意識の世界よりも圧倒的に強いのです。

 

ですから、たとえば、

 

無意識に不安や恐怖の想念を抱いていると、

 

表面意識でそれを拒んでいても、

 

無意識が不安や恐怖に関連する情報を探し、集めてしまうのです。

 

そして、しばしば、その不安や恐怖が実現する方向に、

 

知らず知らずに行動してしまうのです。

 

 

さらに、重要なことは、

 

私たちの無意識がゼロポイントフィールドとつながったときには

 

フィールド内で情報伝達が瞬時に行われ、

 

この引き寄せの法則が圧倒的な速さで起こるということです。

 

その考えでいくと、

 

なぜ、人生には運気というものが存在するのかということも説明がつくでしょう。

 

これもやはり、私たちの意識がゼロポイントフィールドにつながり

 

必要な情報を引き寄せるときに持つ想念に違いがあるからです。

 

よい運気を引き寄せるためには、

 

ポジティブな想念をもつことが大切なのです。

 

 

そして、この仮説が正しければ、

 

神や、仏や、天が何かということについても答えが見つかるでしょう。

 

それは、ずばり、

 

ゼロポイントフィールドです。

 

なぜなら、多くの人々が神秘的な出来事や体験と感じてきたものは

 

ゼロポイントフィールドとつながることによって、起こってきたからです。

 

そして、そうであるなら、

 

祈祷や祈願、ヨガや座禅、瞑想などは

 

実は、ゼロポイントフィールドとつながるための、心の技法だったのです。

 

 

 

さて、ここからは、いよいよ本題の

 

「死は存在しない」というテーマをご説明していきましょう。

 

ここまで何度も述べていますように、

 

ゼロポイントフィールド仮説が正しければ、

 

このフィールドには、

 

この宇宙で起こったすべての出来事のすべての情報が記録されています。

 

まさに全てです。

 

それなら、すべての人の人生に関するすべての情報が

 

刻々とリアルタイムで記録されているはずです。

 

それだけではありません。

 

これまでこの地球上に生を受け、生き、去っていった

 

全ての人々の人生に関するすべての情報が記録されているのです。

 

それなら、死後の世界に関して語られてきた様々な神秘的な現象も

 

説明ができるでしょう。

 

 

例えば、前世の記憶や転生、生まれ変わりなどです。

 

これは何らかの理由で、子どもの意識がゼロポイントフィールドにつながり、

 

そこに記録されている情報を語っているのでしょう。

 

 

また、霊媒、死者との交信、背後霊などの現象についても、

 

説明が可能になります。

 

霊媒や死者との交信は、亡くなった方の魂を呼び出し

 

会話をするものですが、

 

ゼロポイントフィールドの仮説に立つならば、

 

霊界から故人を呼び出すのではなく、

 

ゼロポイントフィールドにつながる能力の高い人が

 

フィールドから、その故人に関する様々な情報を受信し、

 

語っていることになります。

 

その際の言葉遣いやしぐさについても

 

フィールドからの情報に基づいて、

 

無意識にまねをしているのでしょう。

 

 

 

そして、同様に、背後霊についても

 

それが見える人は、

 

その背後霊になったとされる故人の様々な情報を、

 

ゼロポイントフィールドから受け取って、語っているのでしょう。

 

 

ここで言っておきたいのは、

 

田坂さんが死後の世界を全面的に否定されているのではないということです。

 

私たちが死んだ後も、

 

意識のすべての情報が、ゼロポイントフィールドに記録され

 

それが永遠に残るでしょう。

 

しかし、それはただ情報として永遠に記録されるだけなのでしょうか。

 

田坂さんは、そうではないと言っています。

 

田坂さんの仮説は、

 

肉体が滅んだ後も、ゼロポイントフィールドに記録された意識の情報は

 

そこに記録されたほかの人々の意識の情報と相互作用を続け、

 

さらに、フィールド内に記録されたこの宇宙のすべての情報を学びながら

 

変化し続けるのではないかというものです。

 

言い換えれば、肉体は滅んでも、

 

私たちの意識の情報は、

 

ゼロポイントフィールド内に永遠の記録として残り続けるだけでなく、

 

さらに変化を続けて生き続けるのではないかという仮説です。

 

 

そして、ゼロポイントフィールド内に、

 

現実世界と全く同じ、深層世界が存在しているというのです。

 

 

さらに、このゼロポイントフィールド内には、

 

現実世界での私と全く同じ、深層世界での私が存在しているとも言っています。

 

これを言い換えると、

 

現実世界を生きている現実自己に対して、

 

深層世界を生きている深層自己と呼ぶべきものが存在するというのです。

 

この深層自己は、現実自己とまったく同じ肉体の情報や意識の情報を持っており、

 

それも、過去から現在に至るすべての情報を持っています。

 

 

これに基づいて、死を迎えたとき、ゼロポイントフィールドの中で、何が起こるか、

 

すなわち、深層世界の中の深層自己に何が起こるかを考えてみましょう。

 

結論から言えば、

 

現実自己が死を迎え、消え去った後も、

 

ゼロポイントフィールド内の深層自己は残り続けるというのです。

 

むしろ、現実自己が消え去った後も、

 

深層自己はゼロポイントフィールド内の様々な情報に触れながら存在し続け、

 

変化を続け、

 

生き続けていくのです。

 

これは、あくまでも田坂さんの仮説です。

 

 

 

では、次に死後ゼロポイントフィールド内に中心を移した後、

 

私たちの意識は、どうなっていくのでしょう。

 

このことに触れる前に、

 

記録という言葉を記憶という言葉に改めなければなりません。

 

なぜなら、記録は、一度書かれてしまうと、その後も書き換えることはしないという意味合いが強いからです。

 

ですが、ゼロポイントフィールド内では、記録された情報が、

 

互いに相互作用をしながら変化をし続けるのです。

 

そして、記録を記憶に変えると、もう一つ変えなければならないことがあります。

 

それは、

 

情報が、ゼロポイントフィールドに記録されている

 

という中立的な視点ではなく、

 

情報を、ゼロポイントフィールドが記憶している

 

という、ゼロポイントフィールドを主体とした視点に変えるべきなのです。

 

なぜなら、ゼロポイントフィールドとは、単なる情報貯蔵庫ではなく、

 

全ての情報を記憶していく、超意識のようなものであり、

 

いわば、宇宙意識と呼ぶべきものだからです。

 

 

 

 

では、ゼロポイントフィールドに存在する深層世界の深層自己と、

 

この現実世界の現実自己とは、

 

何が違うのでしょうか。

 

 

深層自己と現実自己とは、

 

実は、互いににコミュニケーションをとり続け、

 

ときに対話も行い続けているそうです。

 

なぜなら、深層自己は、現実自己が思ったり考えたりしたことを、

 

すべて記憶しているからであり、

 

現実自己は、その無意識の世界で、

 

深層自己の声に耳を傾けているからです。

 

 

ただし、この二つの自己は、異なった特徴を持っています。

 

まず、現実自己は、その意識の中心にエゴを強く持っています。

 

そのため、しばしば、エゴが生み出す感情や衝動に流されて、

 

感じ、考え、動いてしまいます。

 

エゴが強く働く時には、

 

深層自己の無意識とつながることが難しくなってしまいます。

 

 

これに対して、深層自己は、

 

ゼロポイントフィールド内にあるため、

 

あまりエゴに影響を受けません。

 

そのため、冷静に物事を感じ、考えることができるのです。

 

 

また、深層自己の無意識は、

 

フィールド内に存在する無数の情報や知識、叡智に広く触れることができるため、

 

賢明です。

 

そして、フィールド内の様々な人々の意識に触れるため、

 

超個的無意識へと広がり、

 

さらに、過去、現在、未来の情報にも触れることができるため、

 

超時空的無意識へと広がっていきます。

 

すなわち、

 

深層自己の無意識とは、

 

現実自己の無意識と比べると、

 

はるかに大きな無意識であり、

 

はるかに賢明な無意識なのです。

 

 

 

このことからご理解いただけるように、

 

無意識とは、

 

ゼロポイントフィールド内に存在する深層自己の無意識のことです。

 

 

 

まとめていうならば、

 

私たちは、死後、ゼロポイントフィールド内の深層自己に中心を移し、

 

変化を続けて生き続けます。

 

 

さて、その先はどうなるのでしょうか。

 

まだまだ続きますので、

 

この続きは次回にお届けしたいと思います。

 

 

今日は、この辺で。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは、次回までお元気にお過ごしください

 

さようなら。