こんにちは!徒然ママです。

 

いつもありがとうございます。

 

 

今日も、

 

一冊の本を自分勝手に解釈して、

 

 皆さんにお伝えさせていただきまーす!

 

 

 

あくまでも、自分勝手な解釈ですので

 

 正しくお知りになりたい方は、

 

 ぜひ実際に読んでみてくださいね。

 

 

 

今日は、「悪魔の傾聴」という

 

中村淳彦さんの1冊をご紹介したいと思います。

 

 

 

中村さんは、


ノンフィクションライターとして活躍されていて、

 

AV女優や風俗、介護などの現場で


フィールドワークを行い、

 

貧困化する日本の現実を浮き彫りにするために

 

執筆活動を続けてらっしゃいます。

 

 

そして、この本のタイトルにもなっている


「悪魔の傾聴」ですが、

 

この意味は、  

 

「相手から本音を聞き切ること」

 

または、

 

「本音を引きだすことで、


  相手の問題や疑問、現状の答えを


  相手から導きだすこと」


ということだそうです。

 

 

なぜ「悪魔」という言葉を使ったかというと、

 

以前、芸能事務所の関係者から

 

「お前は悪魔みたいなやつだ」と

 

怒られたことを思い出したからだそうです。

 

 

その方は,商品であるタレントに

 

本音を話してほしくない立場だったので,

 

中村さんがあまりにも巧みに

 

本音を聞き出しているのを見て

 

思わず怒りを覚えたのでしょう。


その傾聴の基本が書かれている本書。


とても期待できますね。

 

 

 

 

相手から本音を聞き出すことができたら、

 

話上手でなくても、

 

相手にとって充実したコミュニケーションになるでしょうし、

 

相手に対する理解も深まるでしょう。

 

また、インプットが増えて、


視野が広がります。

 

さらに、相手に好感をもたれて、


信頼されたり、

 

異性にもモテたりするでしょう。

 

 

 

人の話を聞くことは、


話し方や伝え方より大切で、

 

自分自身にメリットとして


すぐに返ってきます。

 

しかし、それはコミュニケーション能力や

 

ネアカ、ネクラなど性格とは


全く関係がありません。

 

いえ、逆に


コミュニケーション能力が低いことは

 

傾聴にプラスに働きます。

 

 

必要なのは、


簡単な技術と日々の意識の心がけなのです。

 

要するに、


意識次第で誰にでもできるものなのです。

 

 

 

では、傾聴の基本をご紹介していきましょう。

 

①HHJの三大悪

 

まず、


悪魔の傾聴を習得するための前提スキルとして


身につけるのは

 

相手に寄り添って聞く会話です。

 

やることは相手の興味を聴きながら

 

相槌を打ち、つなげていくだけです。

 

 

そこで、


絶対にやってはいけないことがあります。

 

否定する

 

比較する

 

自分の話をする。

 

 

この3つです。

 

これを、中村さんは「HHJの三大悪」と呼んでいます。

 

 

三大悪を絶対にしないと心がけ、

 

日々意識して実践するだけで

 

会話の成功率は、飛躍的にアップします。

 

 

 

②ピックアップ クエスチョン

 

すでに相手が発言した単語や主旨を拾い、

 

即時に短い質問を投げかけるテクニックです。

 

 

例えば、

 

好きなアイドルグループの話を相手がしてきたときに

 

「そうなんだ。その中で誰が好きなの?」

 

と質問すると、  その後に会話が続きます。

 

 

その時に相手の話をつぶして

 

自分の話にすり替えてはいけません。

 

それは、自分の方が知っているという傲慢な気持ちがあるので、

 

求められていない情報提供をしてしまうのです。

 

 

 

③相手の欲望と感情を意識する。

 

どんな些細な場面でも、

 

相手が気になる人だったら

 

理由を聞いてみましょう。

 

なぜなら、人の行動には理由があり、

 

理由の中には、必ず


何かしらの欲望や感情が存在するからです。

 

そこに聞き手が反応すると、

 

相手はうれしいはずです。

 

必ず,何かの返答が返ってくるでしょう。

 

 

 

④話を転がす雪だるま術

 

悪魔の傾聴では,


常に聞き手が主導権を握っています。

 

質問し、返答が返ってくる。

 

また質問して、返答が返る。

 

それの繰り返しにより、


相手の人物像や、生活など

 

相手の物語がどんどん膨らんでいきます。

 

このような、


話を転がしていく手法を

 

雪だるま術と、

 

中村さんは名付けています。

 

 

 

 

⑤初対面の相手との会話のきっかけ


初対面の相手との会話のきっかけはとても大切です。

 

つまらない話は避け

 

相手からどんな話を聞けば、自分が面白いかと考えましょう。

 

間違っても、


天気の話から入ることはやめましょう。

 

相手を観察しながら

 

自分自身が面白いと思えて、

 

なるべく相手が返答しやすい質問を心がけましょう。

 

 

まず、相手に合わせた誉め言葉を発言し、

 

そのあと、例えば、

 

相手がスーツ姿であれば、

 

「お仕事は何をされているのですか」とか、

 

アップルウォッチをつけていれば、

 

「アップルウォッチは好きなのですか」などなど、

 

相手から見えた事象を拾って

 

会話が展開しそうな質問をすることを心がけましょう。

 

 

 

 




以上が、悪魔の傾聴の基礎となる事柄です。

 

否定せず、

 

比較せず、

 

自分の話をしない。

 

 

それが傾聴の一番大切な部分です。

 

常にこれらを意識して人と話をすることができたら,

 

聞き上手になること間違いなしです。

 

聞き上手は、話し上手。

 

ぜひ、誰かと話すときに

 

今回の話を思いだして実践してみてください。

 

 

 

著書の中では,このあと

 

さらに、上級編へと進んでいきますが、

 

今回ご紹介するのは、ここまでにします。

 

今日ご紹介したことが

 

一番基本で重要なことだと思ったからです。

 

さらに興味を持たれて、もっと知りたいと思われた方は

 

ぜひ実際に本書を手にしてみてください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。


次回はまた別の本をご紹介します。


どんな本になるかは、お楽しみに。

 

最後までお付き合いいただき、

 

ありがとうございました。

 

次回まで、さようなら。