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徒然ママですルンルン

 

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ここでは,私が読んだ本を徒然なるままに 紹介しています。

 

 

 

毎日の生活にちょっと疲れたとき、

 

自分が今何をすべきか悩んだとき、

 

あなたの生きるヒントになれば嬉しいですラブラブ

 

それでは、最後までお付き合いください。ニコニコ

 

 

今日ご紹介するのは、ヒロシさんの

 

「ひとりで生きていく」

 

廣済堂出版

 

 

 

ヒロシさんと言えば、ピン芸人として「ヒロシです。」で始まる自虐ネタで一世を風靡したことをご記憶の方も多いのではないでしょうか。
 
その後、ソロキャンプの動画チャンネルを配信するYouTuberとして活躍されています。
 
テレビで見たイメージでは、芸人のわりには物静かなイメージを勝手に持っていたのですが、ご自身もとっさにうまく話を返せなかったり、多くの人の中でストレスを感じたりしていたとおっしゃっています。
 
子どもの時から、人とうまく合わせることが苦手だったようです。
 
元来、ひとりが好きなタイプなのでしょうね。
 
ですから、これからご紹介することは、あくまでもヒロシさんの意見であって、すべての人に当てはまることではないと思います。
 
その点をご考慮の上、読んでいただけると嬉しいです。
 
 
それでは、ご紹介しましょう。
 
 
第1章 人間関係は流動的なものと考える。
 
子どもでも大人でも、今まで親しくしてきたと思っていたのに離れていったり、その逆に急に近づいてくるような時もありますね。
 
でも、「だからこそ、出会う人には丁寧に接していくことが大切だ」と言っています。
 
「丁寧に接する」とは、ぞんざいな態度をとらず、誰に対しても態度を変えないということです。
 
 
誰でも、自分にとって利益がある人と付き合おうとするものですが、
それがあからさまで、利益があると思えば急激に近づき、そうでないと思うと一気に離れていくというような生き方はあまりにも品がないのではないでしょうか。
 
そういう生き方は、最終的には自分の神経をすり減らしてしまうでしょう。
 
 
交友関係で大切なことは、「気が合う」ことよりも「共通の話題がある」ということだと、ヒロシさんは言っています。
 
そういえば、学生の頃とても仲の良かった友だちとも、卒業してお互いに違う道を歩むうちに、だんだん疎遠になっていくものです。
 
たまに会っても、どこかしっくりこないというか、毎日一緒にいたときのように同じところで笑えなかったりした経験はありませんか。
 
多分、それぞれに違う経験をして共通の話題が少なくなっていってるのでしょうね。
 
 
 
ところで、友だちであっても、恋人であっても、また家族であっても、誰か他人と一緒にいると、知らず知らずのうちにその人に期待してしまっていることがあります。
 
「友だちだから、これぐらいしてくれるだろう」とか、「こんなに想っているのだから、相手も同じくらい好きになってくれて当然だ」などと考えてしまいます。
 
でも、他人は自分ではありません。
 
自分の思う通りに動くわけがないのです。
 
しかし、相手が自分の思う通りに動いてくれないと、腹を立てます。
 
そして、「こんな人だとは思ってなかった」というように絶望してしまうこともあるのです。
 
でも、それって、相手の問題でしょうか。
 
違います。相手に必要以上に期待してしまっている自分の問題です。
 
ですから、相手に多くを求めるのでなく、「相手のことはわからない。」「いつかは離れていくものだ」と、いうように考えておいたほうが気が楽ですよね。
 
第2章 ひとりが生きられる場所に逃げる。
そもそも、ヒロシさんは一人の方が好きなんです。
 
だから、一人で生きられる場所を探してきたのでしょう。
 
でも、友だちがいっぱいいて、仲間と一緒に過ごす時間がとても快適だという方々も当然いらっしゃるでしょう。
 
それなら、一人で生きる場所なんかいらないんじゃないかということになります。
 
しかし、誰かと一緒にいることがいつも快適ではないはず。
 
些細なことですれ違いになったり、先ほども言いましたが、自分の思う通りに動いてくれずに腹が立ったりする時も当然あるでしょう。
 
また会社組織など、どうしてもストレスがたまりやすい環境だと言えます。
 
そんな時に、逃げ場所を少し知っておくと、心のゆとりにつながるかもしれません。
 
そういう意味では、多くの人のヒントになるのではないでしょうか。
 
 
まず、会社は、少ない席を奪い合う場所とも言えます。
 
その意味では、日々戦いの場だということです。
 
一人で生きる人は、極力闘わないですむ環境に逃げたくなるでしょうね。
 
その方法としては、例えば会社を変わるとか、出世競争からは降りてアフター5に人生をささげるというのもいいかもしれません。
 
そこに、家族からのプレッシャーとか友人の目などを気にしなければいけないと、なかなか難しいことでしょうが、ひとりで生きていくなら、難しいことではないでしょう。
 
ひとりのいいところは、身軽なところです。
 
なにも無理して自己をアピールする必要もありません。
 
 
 
今の時代は、昔よりも選択肢の幅が広くなっています。
 
ということは、いろいろな逃げ道があるということです。
 
一つの道がうまくいかなくても、あきらめなければ、試合終了ではありません。
 
ちょっと違うところに目をやったり、生活パターンを変えたりするだけで、新たな可能性は開けるものです。
 
うまくいかないと嘆く暇があるなら、自分がもっと輝ける環境を探せばいいのです。
 
そのためには、たくさんの種を同時に蒔くことがおススメです。
 
 
 
世間では、人を肩書きで判断する人が結構います。
 
ある会社に勤めていた時にはとても親しくしていたのに、そこの会社を辞めて肩書きがなくなったとたん、まったく連絡をしてこなくなったという人もいるでしょう。
 
人と付き合う時には、肩書を前に出さず、個人対個人で付き合いたいものです。
 
そのためには、丁寧な姿勢で人に接しましょう。
 
そのうえで付き合えない人は、しょせんあなたが所属する組織や肩書きと付き合いたいだけの人です。
 
本来、人と人との付き合いに、名刺などいらないはずです。
 
 
 
さて、世間の風潮として、
大人になったら、どこかに就職しなければならない。
誰かと結婚しなければならない。
マイホームをもって家族を支えなければならない。
などという常識と言うものがいまだに少なからず存在しています。
 
これらの目に見えないプレッシャーは同調圧力と言われます。
 
これは、少数意見に対して、暗黙のうちに多数意見に従わせようとする圧力です。
 
でも、こんな圧力に従う必要などないのです。
 
 
現に、今仕事のあり方について、今までの常識では通用しないようになってきているではありませんか。
 
 
第3章 ひとりで死ぬためのお金の話
そもそも、生きていくために、お金はあればあるだけほしいというのは、ちょっと違うのではないでしょうか。
 
お金があると、見栄を張るものを買ってしまい、そのお金の使い方に慣れてしまうと、お金が入ってこなくなってもその生活レベルを下げることが難しくなります。
 
ですから、浪費をしないようにすることがまず第一です。
 
 
お金は貯金しておくに越したことはないでしょう。貯金をすれば、気持ちにゆとりができて、そこでお金がすべてではないことに気づくことができます。
そのために、貯金はおススメです。
 
そして、何にお金を使うのか、お金を使わないところはどこか、自分なりのルールを決めておくのがいいでしょう。
 
 
第4章 人生がときめく一人ぼっちの暇潰し
ひとりで始められ、ひとりでやめられる趣味を持つといいでしょう。
 
誰かと一緒にやろうと思うと、初めのうちはいいのですが、「今日はちょっとやめておこうかな」と思っても、相手のことを気にしてやめられなかったり、その逆も考えられます。
 
楽しいはずの趣味がいつの間にか苦痛になってしまいかねません。
 
 
学生時代に興味があった趣味を思い出すのもいいかもしれません。
 
なぜかというと、ローコストで行えるものが多いからです。
 
 
とにかく趣味を見つけたら、自分の時間を丁寧に過ごすようにしましょう。
 
 
暇を持て余すと、ネガティブなことを考えがちになります。
 
しかし、熱中できるものがあれば、そうはならないでしょう。
 
熱中できることを探すには、まずたくさんの種を同時に蒔くことです。
 
そして、気軽な気持ちで始めてみましょう。
 
その中で、自分に合ったものが見つかれば続ければいいんだし、合ってないなと思えばやめればいいのです。
 
一つの種しか蒔かず、それに固執してしまうと、それが自分に合っていなかったときにどうしようもなくなってしまいます。
 
しかも、一つの種では他と比較することができないので、本当に自分に合っているのかどうかも分からないということにもつながりかねません。
 
とにかく自分が興味を持ったものをどんどんやってみましょう。
 
 
 
 
最後に、ヒロシさんの座右の銘ともいえる言葉を紹介します。
 
それは、「とんでもなく困ったときや、どうしようもなく迷った時には無理をしない方に物事を決めている」ということです。
 
また、「好きなようにやっていける生き方を探してみる。そして、耐えきれないものからは逃げてしまう。こういう発想こそが、本当の意味でのサバイバル力だ。」
 
一見逃げてばかりかと思いがちですが、私はそうではないように思います。
 
ヒロシさんは、ごく自然体で生きていきたいのだろうし、どうしようもなくなって心折れてしまうぐらいならほかの選択肢を選んだほうがいいと思っているのだと思います。
 
例えば、どうしようもなくなって自殺を選んでしまう人が、少し見方を変えて、その環境から逃げ出すことができていたら、死ななくてよかったのではないでしょうか。
 
「逃げるのは卑怯だ」という考えが、まだまだこの日本に根強く存在しているように思います。
 
そうではなくて、逃げるのも一つの方法と考えることで、違う可能性が見つかるかもしれません。
 
 
そう考えると、ヒロシさんは、柔軟な考えを持ち、少々のことが起きてもするするっと潜り抜けることができる強さを持っているのではないかと思います。
 
硬いものは一見強そうですが、強い衝撃にあうと壊れてしまいます。
 
でも、柔らかいものは強い衝撃にあっても、その衝撃を吸収し」和らげてしまいます。
 
人間の生き方もそういうことなのかなと思いました。
 
この本の帯に書かれている
「群れない 媚びない、期待しない」
 
この言葉がうまくヒロシさんの生き方を象徴しているのではないでしょうか。
 

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