こんにちは。

 

徒然ママですラブラブ

 

多くの方に絵本の楽しさを知っていただきたくて、絵本を紹介していますニコニコ

 

どうぞ最後までおつきあいくださいルンルンキラキラ

 

 

今日は、季節外れのクリスマスのお話です。

 

クリスマスといえばサンタクロース。

 

サンタさんってどこに住んでいるのかご存知ですか。

 

今日ご紹介する本にはちゃんと書いてありますよ。

 

 

今日の一冊は、

「急行 「北極号」」

 

C・V・オールズバーグ  作

村上春樹  訳

 

あすなろ書房

「ぼく」がまだ子どもの頃、クリスマス・イブの夜中に、「ぼく」はサンタのそりの鈴の音がちりんちりんと鳴り響くのをじっと待っていました。

 

サンタのことを信じていない友だちは、「そんな音、聞こえるわけない。」と言っていたけれど。

 

夜更けになって、聞こえてきたのは、鈴の音ではなくて、蒸気機関車の音でした。

 

この機関車の名前は、急行「北極号」。

 

ぼくは、その列車に乗ったのでした。

 

列車の中は、子どもばかり。

 

みんなでクリスマスキャロルを歌ったり、キャンディーやココアを飲んだりしました。

 

列車は北極点に到着しました。

 

あなたは、北極点と聞いてどんな場所をイメージしますか。

 

おそらくそのイメージと、お話の北極点とはずいぶん違っていると思います。

 

お話の北極点は、とても大きな街で、たくさんの工場が建っています。

 

その工場では、何が作られているのでしょうか。

 

答えは、クリスマスのおもちゃです。

 

北極点の中心にサンタが登場しました。

 

列車に乗っていた子どもたちの中から、サンタのプレゼント第1号をもらう子どもが決まるのでした。

 

 

サンタは、「ぼく」の前に来て、

「この子に決めよう」

と言いました。

 

そして、

「きみは、クリスマスのプレゼントに何をほしいのかな?」

と聞きました。

 

ぼくは、

「サンタのそりについている銀の鈴がほしい」

と言いました。

 

すると、本当にサンタはその鈴をくれたのです。

 

 

ところが、「ぼく」は、帰りの列車の中で鈴をなくしてしまったのです。

 

列車は、ぼくを家の前で降ろしてくれました。

 

 

せっかくサンタさんにもらった、しかもあれほどほしかった鈴はどこに行ったのでしょうか。

 

お話は、とても素敵な結末を迎えます。

 

そして、作者からのメッセージのような文がそこに書かれています。

 

それは、信じることの大切さ、そして大人になっても純粋な気持ちでいることの難しさ。

 

私たちは、心のどこかで、大人になれば純粋なままでいられないと思っていないでしょうか。

 

本当でしょうか。

 

だって、このお話の「ぼく」は、大人になっても純粋な心を捨てていませんよ。

 

 

お話の最後のページをぜひ読んでもらいたいです。

 

そうしたら、心の中で何かが変わるかもしれません。

 

小学校低学年からのお子さんにおススメです。

そして、大人の方にも・・・

ぜひ、読んでもらいたいです!

 

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