こんにちは
徒然ママです
多くの方に絵本の楽しさを知っていただきたくて、絵本を紹介しています
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今日は、とびきり美味しいパン屋さんの話です。
今日の一冊は
「ぎょうれつのできる
パンやさん」
ふくざわゆみこ 作
教育画劇
ある山のてっぺんにパン屋さんができました。
ふっくらパン屋さんといいます。
地名が素敵です。
山の一番麓に、むしゃむしゃ村があります。
その上に、ぱくぱくばやし。
そのまた上に、もぐもぐ牧場があります。
そして、ふっくらパン屋さんは、山の頂上に一軒だけぽつんと建っています。
そんなお店にだれか来てくれると思いますか?
案の定、お客さんは誰も来てくれませんでした。
がっかりしていると、山の動物たちが匂いに誘われてやって来ました。
パン屋さんは大喜びで、動物たちにパンをあげました。
そのパンの美味しかったこと。
動物たちはお礼に山で採れたものをパン屋さんにあげました。
それを材料に、パン屋さんは、動物のパンを作ってあげました。
それから、動物たちはもぐもぐ牧場に行って、美味しかったパン屋さんの話をしました。
もぐもぐ牧場の動物たちは、美味しいパンを食べてみたくなりました。
そこでパン屋さんに出かけていきました。
やっぱり美味しくてとても喜びました。
そんな具合に、パン屋さんの噂は、どんどん山の麓まで広がっていきました。
しかし、困ったことが…。
動物たちにパンをあげていたら、小麦粉があと少しになってしまったのです。
動物たちからはお金がもらえないので、残りの小麦粉がなくなってしまえばパン屋さんを閉めるしかありません。
さあ、ふっくらパン屋さんはそれからどうなったでしょうか?
もうなんとなく想像がついていると思いますが、その後は読んでのお楽しみ。
私達の社会にも「クチコミ」というのがありますが、まさにこのお話はそれですよね。
自分が期待しているような結果がすぐに出なくても、目の前のお客さんのためのことをしっかり考えておもてなしすることによって、必ずその噂は広まっていくものですね。
ところで、お話の中の動物たちの表情がとても可愛らしく描かれています。
それからなんと言っても、美味しそうなパンがあちこちに描かれていて、パン好きの人にとっては絶対に読んでみたくなる一冊だと思います。
こんなパンがあったらいいなあって、必ず思うはずですよ。
3歳頃からのお子さんにオススメです。
読んでみてくださいね❢
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