こんにちは。

 

テレビで「はじめてのおつかい」という番組があったそうですが、

 

子どもが初めてひとりで買い物にいくという時は

 

親も子も緊張しますよね。

 

車にひかれないかとか

途中で迷子にならないかとか

お金を落とさないかとか

知らない人についていかないかとか・・・。

 

心配しだしたらキリがありません。

 

でも、意外と

しっかりと買い物をして帰ってくるんですよね。

 

今日の一冊は

「おかいもの なんだっけ?」

 

宮野聡子  作

講談社

おかいもの なんだっけ?

今日は、月に一度の日曜市です。

 

お父さん、お母さん、さきちゃん、しゅんくん、そして赤ちゃん。

 

5人で日曜市にやってきました。

 

そこは、大きな広場か公園かを借り切って

いろいろな店が出店しているところです。

 

その様子を見ているだけでも

楽しくなってきます。

 

絵がとっても楽しそうです。

 

また出店しているお店もバラエティに富んでいます。

 

例えば、

おにぎりやさん

手作りパン屋さん

ホームメイド パウンドケーキ屋さん

陶器市

はちみつ石鹸を売っている「森のはちみつやさん」

花屋さん

ヨーヨー釣り

など。

 

その入り口で、さきちゃんと、しゅんくんは

お母さんに買い物を頼まれます。

 

行く店は

八百屋さん

お魚屋さん

お肉屋さん

黄色いテントのお店です。

 

そこで、頼まれた品物を買いに行くのです。

 

さきちゃんと しゅんくんは

歌を歌いながら

意気揚々と出かけていきました。

 

ところが、

一番初めに見つけた八百屋さんの前で

しゅんくんが転んでしまいました。

その拍子に何を買うのか忘れてしまいました。

 

二人は野菜を前にして

うーんと考えます。

そして、やっと思い出しました。

 

よかった!

 

次に、さきちゃんはお魚屋さんへ、

しゅんくんはお肉屋さんへ。

 

そして、

「えーっと、お買い物 なんだっけ?」

と言います。

 

きっとお子さんに本を読んであげているときに

「えーっと、お買い物 なんだっけ?」

と読んだら、

「いかと、えび!」などと

声を出して、お子さんが答えてくれるのでは。

 

本を読みながら

いつの間にか自分が買い物をしているような

気持ちになっているのではないかと思います。

 

それが

とても楽しそう。

 

 

さて、2人は見事お買い物終了!

お母さんに頼まれたものをすべて

間違えずに買うことができました。

 

お母さんは

「二人とも ありがとう。

これで、おいしいご飯を作ろうね。」

と言いました。

 

2人が買ったものでどんなご飯が作れるのでしょうか。

それを考えるのもまた、楽しいものです。

 

いよいよご飯作りの始まりです。

お父さんとお母さんが協力して作ります。

もちろん、さきちゃんたちも手伝います。

 

まぜまぜ とんとん、こねこねこね。

じゅーじゅー むきむき、くるくるくる~。

 

さて、出来上がりました。

 

わあ、おいしそう。

 

さて、いったいテーブルにどんなものが並んでいるでしょうか。

 

それは、見てのお楽しみ。

きっと、食べたくなりますよ。

 

3歳からがおススメです。

 

どうぞ読んでくださいね。

 

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