こんにちは。

今日の一冊は、
「エルマーとウイルバー」

ぞうのエルマー4

デビッド・マッキー  作


エルマーは、いとこのウイルバーが遊びに来るのを待っていました。

あまり遅いので迎えに行くことにしました。

「ウイルバーってどんなぞう?」
と、友だちのぞうが聞きました。

エルマーは、ウイルバーはいたずら好きで、声を使った手品ができると言います。

なんと、別のところから聞こえてくるみたいな声が出せるらしいのです。

いっこく堂を思い出しました。
これはなかなかの曲者です!!


エルマーたちは、ウイルバーを探しにいって、早速ウイルバーにいろいろ騙されます。

その時の動物たちの反応が面白い!

本当は、ウイルバーは木の上に隠れていたのです。

でも、あまりに騙しすぎたので誰も信じてくれません。


ウイルバーは木の上に隠れていて、木から降りられなくなっていたのです。

エルマーは、騙されたお返しにウイルバーを助けずに家に帰るフリをします。

でも、最後にはちゃんと木から降ろしてあげました。
エルマーも友だちの象たちも、とっても優しいですね。
それに、エルマーは本当に賢い!
毎回とっても素敵なアイデアを思いつくんですもの。感心します。


寝る時間になって、エルマーがおやすみのあいさつをすると、月の方から「おやすみ」の声がしました。
しかし、ウイルバーはもうぐっすり眠っていたのです。

この声は、ウイルバーのいたずら?
それともお月さまの声?

どちらか分かりません。

でも、とっても素敵な終わり方です。


今回はエルマーのいたずらは見ることができませんでしたが、ウイルバーのいたずらを楽しむことができました。

それに友だちのぞうたちは、やっぱりとっても包容力がありますね。

だから読み終わったあと、心がほんわか暖かくなるんです。

次は第5弾に続きます。乞うご期待!