「秋分の日」を中日として前後3日間の計7日間がお彼岸の期間とされています。
「秋分の日」は祝日法で、「祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ」と
定められています。
また、秋は収穫の時期でもあります。
先祖達がが山林を切り開き、田畑を耕し、守ってきてくれたことにも
感謝する時期でもあると思うのです。
伝統とは、短くて数十年、長くて数千年、先人たちが大切だと思い、
守ってきたからこそ引き継がれてきたものです。
文化というものは、どんなに小さなことでも
生活の中で生きるものですし、
その精神も引き継がれていくものだと思います。
人が大切にしているものが残っていくことが伝統と呼ばれているとも思うのです。
伝統を壊すのは簡単ですが、作るのは難しいものです。
大切だから伝統であって、伝統だから大切なのではないと思うのです。
ご先祖様や故人に思いを馳せ、感謝してお彼岸を過ごしたいと思います。