【レビュー】
※ネタバレ注意
ハン・ソッキュが出てるからという理由のみでジャケ買いならぬジャケ借り笑
しかし相変わらず邦題のセンスのなさ。。。
原題は「프리즌(プリズン)」だったんだけど、そのまんま「プリズン」でよかったんじゃないの?
話を戻して。
あらすじも設定も何も読まず、事前情報一切ナシの状態で観賞スタート。
いつも思うのだけど、映画にしろ本にしろ、冒頭の部分だけで面白いかどうかって大体分かってしまう。
映画なら最初の15分、本なら最初の20~30頁くらい?
面白い作品ってその最初の部分で、物語の世界に自分が完全に取り込まれてしまうのが分かる。
他のこと考えてみたり、スマホの通知音に反応したり、イマイチ集中できてないときは最後まで頑張って見ても、あんまり面白くなかったってことが多い。
事前情報ナシで見始めると、それを顕著に感じる。
これから何が起こるんだろう?
この人物は一体何者なんだろう?
話がどんな方向に展開するのか、全然知らない状態で見ているので、そういうことがちゃんと掴めないと途端に見る気が萎えてしまう。
よって私はハッキリしたストーリーがなく、感覚的に見る映画は苦手。
監督の自己満足じゃん?と思ってしまう。。。
これは好みの問題でしょうけどね。
この作品は冒頭からストーリーに引き込まれた。
主人公がのしあがっていくストーリーなのかと思いきや、あ、そっちいっちゃうのね??的な展開。
途中からうすうす予想していたとはいえ、こういうどんでん返し系は昔から大好物なのです。
なので、最後まで楽しめました。
近年のハン・ソッキュは「怪演」としか言い様のない域ですね。
でも、今回のようなゴリゴリの悪役って、そういえば意外とやってないような。
なので、私は結構新鮮に感じました。
あとね。渋すぎる!!
白髪混じりの無精髭すらカッコいいです。
そして驚くほど変わらないですね~
若いときから老け顔だったからという点はあるにせよ、あのギラギラした感じね。
年をとるほど味の出る俳優さんて好きだなぁ。