地球上には食べるものに困っている人がいる。

これはけっこう知られている事実ではないかなと思います。

 

 

ただ、このことを
だから今食べられるものがあることに感謝しなさい

と言われたり、

だから食べ物を粗末にしてはいけません

と言われたり

食べるものに困っている人達がいることで相対的に自分たちが

豊かであることに感謝しなさいという言い回しが猛烈に嫌いです。

 

世界で起こっている飢餓の問題について、なんとなく知ってる・・・

かな・・・って感じの方は、まず知るところから貢献できます。

 

例えばハンガー・フリー・ワールド

などの団体を探して、ウェブサイトで世界の状況についての

情報を集めてみるといいと思います。

 

そりゃ地理的な気候的な違いによって食料を得ることが難しい

場所はあるだろうけれども、それだけではなく、地球温暖化は

さらに過酷な土地を増やしているし、紛争も原因の一つに

なっていたりします。

 

地球温暖化を制御するには人間の経済活動全般に工夫が

必要だし、紛争にしても、文化的な対立、宗教的な対立だけ

でなく、資源をめぐる政治的、経済的な要因があり、これが

今後もっと増えてしまうんじゃないかと思えて仕方ありません。

 

飢餓があるから紛争が起きるのではなく、紛争が起きるから

飢餓がくっついてくる感じ。

原貫太さんのブログからもそんなことが伺えます。
 

様々な電子機器を生み出し、活用している日本は関係ない

と言えないと思います。レアメタル絡みだと余計にね!
スマホにしろガラケーにしろ、使っていない大人はほぼ

いないんじゃないでしょうか。

 

便利さだけ享受するのでなく、その奥の見えない部分に

どんな人達が関わっているかを想像できるようになると、

ものの選び方消費の仕方が変わるかもしれません。

 

わかった、私にも関係があるとしよう。で、何ができるの??

『1.貧困をなくそう』との関わりも強いので、前回お伝えした

寄付ももちろん有意義な貢献の一つですが、直接的にできる

ことも考えてみたいと思います。

 

日本国内で、相対的な貧困から社会保障制度に結びつかず

餓死するってことが全く無いわけではないということをご存知

ですか?


飽食日本にも飢餓は存在する Newsweek 2018/2/22(木)

 

日本国内のそうした状況には、隣人として手を差し伸べやすい

かもしれません。

 

フードバンクかごしま

という団体をご存知ですか?
まだ食べられるのにも関わらず、さまざまな理由で処分

されてしまう食品を、食べ物に困っている人を支援する

施設や団体に届ける活動をされています。

日本全国にフードバンクの活動団体が存在します。
身近なフードバンクとつながって、活動に参加したり、
支援したりすることで、貢献できます。


 

今なんとかしようという話も大事ですが、仕組みづくりや

研究開発がこの課題を解決していくことにもなるので、

資源の代替研究なんかも通じるかもしれません。

 

 

国際的な支援の仕組みづくりでいえば、

フェアトレードといった仕組みが飢餓を生み出す

状況を改善したりもします。

 

貧困つながりで、経済的に生活が成り立たなくなって

いる状況を改善することができれば、食事にありつける

ようになってくる人もいます。その人達が働いて正当な
賃金を手にする仕組みを作っていくことも効果大です。

 

2月14日バレンタインデーに向けて、様々な場所で

やたらチョコレートが売れまくる時期に差し掛かって

いますが、フェアトレードのチョコレートを選んでみませんか?

 

また、日本の農業でも同様なことが言えますが、制度から

もれてしまう人達を救う手立ても必要だったりします。

 

フェアトレードの認証を得て流通できているもの以外にも、

農家さんを支える方法があるとしたら、産地を確認して

投票するかの如く支援したい地域のものを意識的に買う

ってことです。これは世界共通かもしれません。

 

 

また、今の時期、年賀状のはがきが余っていたり、

書き損じハガキが手元に残っていたりしませんか?
それも支援に回せます。
書き損じハガキ1枚で栄養おかゆ一杯キャンペーン

 


美味しく食べられるってだけで幸せになれるもの。
広げたいですね、食べられる幸せを。

SDGsカードゲームを通して学ぶ講座のご案内

2月16日(土) 13:30~16:30 鹿児島市内開催

※ 満員御礼!募集を締め切りました。

 

 

2月17日(日) 出水市開催

https://peatix.com/event/584263