大河ドラマ「黒田官兵衛」を見ていたら、いや、正しくは竹中直人の秀吉を見ていたら、竹中直人主演の大河ドラマ「秀吉」が見たくなった主人と梶井であります。




随分前のドラマなので、竹中直人若いっすわ~ヽ(*´∀`)ノ

おね様は沢口靖子です!このドラマのおね様見てると「歴代の悪女」と言われるのが信じられないイイ女っぷりなんだけどなあ・・・


「秀吉」も「黒田官兵衛」も竹中直人の秀吉は何か人間味のある着いて行きたくなる・見ていたくなる秀吉像なんですよね・・・


ちなみに、主人は「秀吉」が人生で初めて見た大河ドラマだったらしいです。中学くらいだったらしいのですが、当時の先生に「今年の大河ドラマは面白いから見れ~」と言われたのがきっかけらしい。

その頃から結構歴史小説読んでたらしいので、梶井の歴史語りにも付き合ってくれるだけの知識もあったりするのですね・・・当時の主人の先生、ありがとうございます!!


CSで放送されると知るや、契約しましたからね。私も最初は「えー」と思いましたが、面白かったから結果オーライでした('∀`)


録画当時にみあみちゃんの天誅組の楽曲の詩を考えていて、本能寺のある1シーンにインスピレーションを受けた作品でもあります。


そんな本能寺の変あたりのストーリーまで見たのだけど、明智光秀が本能寺の変を起こした目的の一つに「京から追い出され、ないがしろにされている足利将軍を京にお戻ししお支えする!」といったものがありました。

この「秀吉」の作品においての解釈なのかもしれないけど・・・ちょっと幕末の動乱期の勤皇の志士に通じるものがありませんか・・・?


過激思想の志士が「帝を動乱の京から連れ出す」と計画して、新選組に池田屋にて制圧されたってのもあるけど・・・天誅組もその当時の政局なんかをも危ぶんで改革をしようとしたわけだし・・・

坂本龍馬もルーツをたどれば明智光秀につながるっていうから、革命家ってのは血なのかなとちょっと思ったり・・・


創作小説の中で「戦国乱世に戻ってしまう」みたいな台詞を書いたけど、幕末期の動乱にも戦国乱世から通じるようなものがあったのかもと思わされました。


やっぱり、歴史はどこを切っても完成しない。どこかがかけてたら平成という現在は違ったものになっていたかもしれない。それを面白いと思うと同時に、不思議だなって思う。


神話の時代から狩猟採集の時代、大陸からの文化の移入、仏教の確立、貴族が力を持ち始めてうまれた貴族の文化、貴族に反旗を翻しての武士の時代、そうして武士の時代が続きながら江戸時代の終わりに向かっていく間も様々な文化が生まれた。維新で一気に日本が変わって大正、昭和が過ぎた。

梶井は昭和も終わりがけに生まれた。そして平成に生きている。

国立競技場の歴史に幕が下ろされるという中継を見ながら何だかぼーっと歴史の流れを想像してしまったのでした。