今回の東日本を襲った大震災においてお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様にも心よりお見舞い申し上げます。

さて、本日平成23年度予算が成立しました。311日の震災以前は民主党政権マニフェストの予算化を巡り、真っ向から与野党対立の図式でした。しかし、今党派を超えて考えることは大震災の復旧・復興であり、不要不急の予算を削り、新年度当初から数次にわたって機動的に補正予算を組んでいく。その為の年度内予算成立でもあります。

地震、津波、原発、風評・・・広範囲にわたる未曾有の災害であり、まだ収束していない原発の問題もあります。これまでの行政の考え方、枠組では解決できないことも生じてきています。短期、中期、長期で整理をしていく必要がありますが、まずは「短期」、人が生きていく為に理屈を超えてやらなければならないことがたくさんあります。自民党は現在全国の皆様から寄せられた厚意の支援物資を被災地に自己完結で送るとともに、毎日の与野党協議の場で提言、提案を続けています。私も党の原発事故被害に関する特命委員会の取りまとめ役として活動をしておりますので、是非皆様の御意見、御提案をお聞かせ下さい。



衆議院議員 梶山弘志