【 あれ?こんなに小ちゃかったっけ!? 】
今日は、雪が降る寒い一日でしたが、
仕事の都合上、塗装デー。
ラッカーシンナーで、鋼材を拭く作業は母にも手伝ってもらいました。
・・・そんな中。
デイサービスから帰ってきた母方の祖母が、
「 母さんは何処におるか? 」
って、
事務所やら工場やらをウロウロしとったそうで、
塗装場に篭ってたかじ金は、
ウチの職人にその様子を聞いて、工場へ向かいました。
かじ : 「 あっこも、そこにもおらんかったら、今、ちょっと出とるんじゃろ~ 」
ばあ : 「 お母さんから何してええか聞いとらんけ~何していいんか、分からんのじゃが・・・」
かじ : 「 んんっ!? よぉ分からんが、コタツにでも当たっときんさい。
5時過ぎりゃ~、帰ってくるじゃろ~ 」
ばあ : 「 ・・・んじゃ~、そうするよ~ 」
~的な会話だったんですが、
こん時に、
【 何かせんにゃ~いけん! 】
っていう想い( ある種の脅迫観念 )と、
思うように動かん ( 若くない )身体。
何か怯えている様にも見えた祖母は、
冒頭に書きましたが、
小さく・・・
ほんとに小さく感じました。
きっと、遠慮の塊なんでしょうね。
俺は、
小さい頃は、近くには居たけど一緒に生活をしていた訳では無くて、
高3の時、
区画整理に伴って、新しく建てる事になった今の家で、
そこから父方の祖父母と同居する事になりました。
免許を取りに行ったり、遅くまで遊んだりしてましたし、
専門の頃は勉強一色で、朝早く出て、遅く帰る生活。
就職したての頃は家から出てたので、
まともに生活を共にしたのは、
心を鬱ぎこんでいた、あの頃でした。
・・・そら、いろいろ衝突もありますわな。
・・・この話は、また機会があったらですが・・・
そんなバトルもあった父方の祖父母が亡くなり、
母方の祖父も同時期に亡くなりました。
残された母方の祖母は、不便な山の中で一人。
近所の方との関係は悪く無いのですが、
近所が少なくて、遠い。(笑)
更に、
取られちゃ~いけん!って何か隠しちゃ~
隠したのを忘れ、
ご近所さんに取られた~っ! って言い始めたんで、
一緒に生活をする様になったんですが・・・
今まで、一緒に暮らしてきた訳じゃないし、
あそこの山ん中とも、環境が違う。
そんな中で、一緒の生活をとなると、
勝手は違うもんで、
また、俺ら家族の対応も、それぞれの時間や役割やらがある訳で、
どうしても、
年寄りと一緒の生活をしているんだけれど、何処か違う。
・・・何とも言えぬ、妙な対応をしてしまいます。
( 自分への甘えもあるんですが、でも、家で寛がんで、どこで寛ぐの? ・・・的な、何人たりとも、侵して欲しく無いテリトリーと申しましょうか・・・ )
そんな時、
あー、俺って優しく無いな~
って、自己嫌悪するんですが・・・
そんな対応だから、
色々、遠慮もさせちゃうのかな~って感じましたね。。。
じーさんが亡くなる、ちょっと前。
手を引いて、家まで連れて帰った事があるんですが・・・
今日、感じたこの感覚は、その時と同じで、
ばーさんが亡くなった時に、
強烈に残るんだろうなぁ~って思います。
残された時間は、そんなに長く無い
せっかく、一緒に住んでるんだから、
もっと、今を大切にしなくっちゃね。
そんな事を想った日でした。
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