こんにちは果実帽子です。趣味でポートレート作品撮影をしています。

 

今回は、ポートレート撮影も時間帯を選ぶかも、というお話です。

 

写真のジャンルの中でも、風景写真の作品は完全に時間帯を選ぶジャンルかも知れません。

 

風景写真の作品を撮るカメラマンは、太陽が高い位置にある時間帯にシャッターを切ることは少ないようです。


釣りの「朝マズメ」「夕マズメ」と同じです。「朝マズメ」は夜明けから日の出までの前後1時間、「夕マズメ」は日没前後の1時間程度の時間帯です。


もし風景を日昼帯に撮るのだとしたら、雨天や降雪などの景色や、曇天で風があり雲や風や水の流れを感じるようなシーンかなと思います。


ポートレート作品でも、室内撮りで外から自然光を扱う場合は、時間帯を考える必要があります。窓から差し込む陽射しは、日昼と夕方の斜陽ではまるで違います。


レースカーテンで光を柔げるにしても、モデルさんの肌の質感が時間帯で異なります。


日昼帯に機材の準備をして、ゆっくり喫茶でもしながらコミニケーションをとり、陽射しが和らぐ時間帯まで待つのも良いかもしれません。(注: 夏と冬では和らぐ時間帯も違います)


そんな持つ時間はない、モデルさんのスケジュールが決まっている。のなら、自然光は諦めて室内にブラックボックスを作って照明で撮るか、陽の光を間接光にして撮るのが良いと思います。



ロケ撮影のポートレートの場合は風景撮影とほぼ同じで、撮影の時間帯が大きく雰囲気を変えてしまいます。まさに朝マズメ、夕マズメです。要はマジックアワーですね。


ただし、撮影会などで時間帯が限られてしまう場合は、そうもいかないです。


神頼みで曇天を期待するか、影のある場所を探すしかありません。


日昼帯の青空をバックに爽やかなポートレートを撮りたい方は、NDフィルタと強力な火力のモノボックスストロボを購入するか、α9Ⅲを購入するしかなさそうです。


夕刻まで待った曇天で凪の日本海。

OM-1 8-25mmf4
モデル Hina さん

ポートレートを楽しみましょう。

ではでは