「業は損得を超えたところにある」
業で一番分かりやすい説明が結婚問題でしょう。ある女性が結婚相手を
決めようとしていて、Aさんは資産家でありエリートタイプ、Bさんは学歴もないし
財産もない、親兄弟、親戚もなくこれから先も安定するかどうか分からないという場合
冷静に考えていてもAさんとの方が社会の上位に行くことが分っているのにもかかわらず、
Bさんの方を好きになるということがあるわけです。誰が見てもどう考えても幸せになる
コースがあってもそれを選ぶ人と選ばない人との差が湧心の違いなのです。このように
遺伝する業を伝承業とも言います。