無明の世界
人が臨死体験をする時、幽体離脱して暗闇を通りトンネルのような所から抜ける時にその出口
に近づくとまばゆい光がありキレイなお花畑を見ると日本人には定番のことです。途中で
死んだお祖父ちゃんやお祖母ちゃんにあってここはまだお前が来る所じゃないよと追い返え
されるという話は皆さんも一度や二度は大抵、聞いたことがあるはずです。ここである女流作家のお話しですが。
その方は言うには臨死体験を経験した時の体験が普通ではなく、光もトンネルもなくただ何もない無の世界だったと言います。自分の期待した場所ではなかったといいます。但し意識がハッキリしていた臨死前の時の物凄い痛みが、死ぬと無くなることを彼女は自覚しています。
生き返ってみるとその痛みがまた戻ってしかも全身マヒの状態でも家族が悲しむ事を考えると死ねないのです。この少数単位の家族のために生きようとしたのです。では本当に無だけなのでしょう
か?
人が亡くなると無明の世界を通るといわれていますが、無明の世界とは亡くなるとすぐに入っていく所です。亡くなりますと霊界に入ることで成仏なのですが、未練がこの世にありますと、この
霊界へ行く途中であります無明の世界で何年も留まることになります。自殺や事故死なども
この無明の中に居続けることになります。迷っている霊は、光のない中に
いますので、仏前のローソクの光などに頼ってきます。供養をきちんとしますとローソクの光は
2段階、3段階にも燃え上がって知らせて来ます。成仏してないと明かりに寄ってくるわけです。
そういうときは怖がらないで、お話しをしてあげるといいです。霊のことに関する限り、お盆の迎え火など、とにかく明かりがポイントとなります。