真の親孝行と業
ここで親孝行と業について考えてみましょう。仏教でも道教でも「親の思い通りにさせてあげることです。たとえば親思いの子なに
親の方から「来るな!」と子供を寄せ付けなければ行かなければ良い。その代り恨むのではなくて元気でいてくれよと、念じてあげる心を持って欲しいのです。
親が癌で医者が止めていても、酒やタバコを飲みたければ言う通りにさせて上げればいいのです。しかし大事なことは親の言う通にして上げた以上 誰にも迷惑をかけないこと。
つまり親が好きな酒だから癌末期でも飲ませたからには倒れても病院に行ってはならないのです。好きなようにさせておいて、 大変になったら医者だのみでは矛盾で,これを繰り返していきますと医者と親, 自分との間に悪感情を持たれることは、やはりマイナスです。
親を勝手にさせるならば後々誰の手も借りないくらいの覚悟を持つことが徹底的な親孝行となり親孝行だけではありません。業は中途半端な矛盾から生まれることが多いのです。覚悟こそ業に対しての良薬なのです。