今日は、義父と過ごしている。
時々高熱を出す高齢者を1人にしておけないからである。
トイレから出た時、洗面所の横に紙が貼ってあった。
「手紙-親愛なる子供たちへ 」 作詞 不詳である。
先日亡くなった義母が貼ったものであろう。

そこには、

『年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい


あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい


見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい


悲しいことではないんだ 旅立ちの前の
準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない


私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです


あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
私の子供たちへ 愛する子供たちへ 』(一部抜粋)

もしかしたら、私がニコニコと話を聞いてあげて、お茶を出して、一緒にテレビを観ているこの時間が

かけがえのないものかもしれない。

このひとときを大切に、大切に。

 


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